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Posted by 滋賀咲くブログ at

2007年12月03日

アスリート夫婦?

昨日12/2(日)の「ジャンクSPORTS」のテーマは『アスリート夫婦』だった。

新聞のラテ欄で出演者見てたら、ん?大事なリーグ戦の真っ最中に前代未聞の「できちゃった結婚」で引退し、関係各位に大迷惑をかけたあの「プッツン」選手が名を連ねているではないか?
夫の山本辰生もビーチバレー選手だが、『アスリート:athlete(競技者)』としてどうなんだ?この夫婦は?
そう呼ぶのはいささか抵抗がアルゾ!

フジテレビも「『アスリート=競技者』として自己管理もできない悪い見本」としてこの「オトボケ夫婦」を出演させたのか?(これは皮肉です)
まあ、国際大会であるハズのワールドカップも「スポーツバラエティ」に貶めているこの局のしそうなことではあるけどね…。
トークダイジェスト見てると…「アホ」ですね…全く。


山本愛も何度かこの番組に出演しているところを見ると、自分のしでかしたことで周囲に迷惑を掛けたことに対しては「自覚ゼロ」の様子だ。イメージDVDや写真集を出したこともあるし、いわゆる「出たがり」の性格なのだろう。

一時期どん底まで落ちた女子バレーが、アテネ五輪へ出場し低迷を脱したかの様に見えたのも束の間、アテネ五輪では惨敗し、華々しく売り出した「メグ・カナ」もケガやらなんやらで低迷、そして極め付けが、山本(旧姓大友)の度重なるスキャンダルである。山本の引退後、全日本女子は明らかに低迷を続けている。


大友(現姓山本)愛という選手は、元々癖もあったものの、まだまだ伸びシロがある選手だと思っていた。
センタープレーヤーとしての彼女は、クイックはまるでダメだったが、ブロード攻撃が得意で、ライトアタッカーとしても非凡なセンスを見せつけ、アテネオリンピック出場の起爆剤となった。
オリンピックでは「バックブロード」(ブロード攻撃をバックアタックで行う)を世界で唯一見せた選手でもある。(ちなみに白うさぎは「バックブロード」なる攻撃は、全く評価していないし、意味がない攻撃だと思っている。わざわざブロードして力のないスパイクを打つくらいなら、ライトからの十分体重を乗せたバックアタックを打つか、センターからの「パイプ攻撃」をした方がよほど意味があると思っている。)

まあアテネ後に吉原さんは全日本から引退、高橋選手はイタリアへ、「メグ・カナ」も不在とあらば、そのルックスもあって、オリンピック出場で一気に視聴率が稼げる「キラーコンテンツ」に成長した女子バレーにおいて、ヒロインに祭り上げられてしまったのもある意味不運だったと言える。本人はまんざらではなかった様だが…(TVでのはしゃぎぶりを見てたらわかる。)。

しかし、いかんせん実力が伴っていなかった。アテネオリンピックの前年にも全日本へ選出されながら、ついて行けずに辞退(つまり逃げた)した前科があり、「アスリート」としては未熟な選手だった。オリンピック後、主力メンバーとして出た国際試合ではサーブを外しまくり、実況アナウンサーが「トラウマか~!」と叫んでいたが、単に精神面も技術面も未熟だったに過ぎない。
それで今度は「男」に逃げた訳だ。
妊娠が発覚したのがVリーグの真っ最中。しかもVリーグは国際試合で一時中断していたから、全く「アスリート」としての自覚に欠ける行動であること極まりない。(後に夫になる山本も同罪。素人ならともかく、自身も「競技者」であってなぜ?)

大友選手が所属していた『NEC・レッドロケッツ』というチームは、ネットでも有名な今時珍しい特色を持ったチームであった。
それは『茶髪・ピアス・男女交際禁止』である。(ホンマにそうなのかは不明だが、かなり有名になっている話)
チームのHPを見てもらえばわかると思うが、確かに同じVリーグ所属のパイオニアや久光製薬の選手が茶髪(というより金髪?の選手も)の選手ばかりなのに対し、愚直なまでに「アジアン・ビューティー」の誇りである黒髪にこだわっているのは、ある意味「スゴイ」ことだと言える。
「鉄の規律」から醸し出す『女子高的雰囲気』が好みの別れるところでもあったが、チームとしてのまとまりもよく、元々女子バレーというのは女性に人気のあるスポーツなので、女子中高生などに圧倒的に支持されていたチームでもある。
白うさぎはNECのチームスタイルは嫌いでなかった、いやむしろ好きな方だ。両エースは小さいが、果敢にジャンプサーブで攻め、センターがブロックに引っ掛け、堅実なレシーブから切り返すトランジションの速いバレーボールを見せていた。これがまた強い!ホント強かった!

ところが鉄壁だったこのチームも徐々に綻びが目立つようになってきた。
ネットで指摘するところによると、津雲さんという選手が監督の吉川氏と結婚した辺りから怪しくなってきたのではないか?とのことだ。女子バレー選手と監督なりコーチが結婚するというのはよくありがちだが、大体ゴールインするのは選手の引退後だ。
ところが津雲さんは現役選手でありながら監督と結婚し、しかもその後も現役選手としてプレーを続行した。(2004年度で引退)
彼女自身は元々NECの生え抜きではなく、所属していたクラボウ(倉紡)が廃部となり、それで移籍したカネボウ(鐘紡)も廃部となりNECへ移籍してきた苦労人だ。全日本ではリベロとして活躍していた。

しかし、これが選手間に微妙な影を落としたであろうことは想像に難くない。やっぱ、ビミョーでしょー。
大友は男性スキャンダルにまみれて最後はできちゃった婚。高橋選手はイタリア帰りということもあって特別扱いなのか頭はマッキンキン。新人賞までとった河村めぐみ(この選手がいたせいで、栗原選手のコートネームは「コウ」になった)は「モデルになる!」と突如引退。杉山選手は先頃結婚している。元NECで他チームに移籍した選手達(竹下、栗原、成田)はみ~んな茶髪だ。(タガが外れたのか?)

今注目しているのはVリーグに成田・高橋両選手は茶髪で出場するのか?である、「鉄の規律」はなし崩し的になくなってしまったのか?気になるところだ。

それで、実際にTV放送は見たのかってiconN05

見るわけないでしょーiconN04
こんな番組よりも、野球のアジア選手権の方が重要っしょ。  


Posted by 白うさぎ at 11:35Comments(0)バレーボール

2007年11月30日

V・プレミアリーグ開幕戦

ワールドカップ男子大会は最後の3連戦であるが、大会の余韻も冷めやらぬうちにバレーボールの国内トップリーグ『V・プレミアリーグ』が早くも来週開幕する。

大津市をホームタウンとする女子バレーボールチーム『東レ・アローズ』は地元大津市で開幕戦を迎える。昨年は惜しくも6位に終わったアローズだが、大山加奈選手・荒木絵里香選手・木村沙織選手と全日本選手を3名送り出している若さが魅力の強豪チームだ。

滋賀県民としては、是非とも地元チーム『東レアローズ』を応援していきたい!

12/8(土) V・プレミアリーグ予選ラウンド vs 岡山シーガルズ (13:05~ 滋賀県立体育館)

12/9(日) V・プレミアリーグ予選ラウンド vs 武富士 (13:00~ 滋賀県立体育館)

『東レ・アローズ』のチームHP

チームトピックス『監督・選手がテレビに出演します。』

1.NHK大津放送局

番組名 ニュース610(午後6:10~7:00)
日時 12月3日(月)番組内の「おおみ人街道」のコーナーで約10分間
出演者 菅野監督・向井久子主将・濱口華菜里・中道瞳・大山未希選手

2.びわ湖放送

番組名 びびっとビーム(午後5:45~6:40)
日時 12月5日(水)番組内で約10分間生出演
出演者 菅野監督・向井主将・大山加奈・荒木絵里香・木村沙織選手
内容 11月26日(月)から12月19日(水)までの間、「びびっとビーム」の番組の冒頭に選手が一人ずつ登場します。
月・金 17:15~
火・水・木 17:45~
11月26日(月)の「びびっとビーム」の冒頭で開幕試合について告知をします。
11月28日(水)の「びびっとビーム」の中で12月8(土)・9日(日)の試合の告知(応援団;田中団長・林副団長の生出演!)と案内(招待券プレゼント等)を放送します。


『向井久子と素敵な仲間達』(キャプテン向井久子選手のブログ)

『向井久子(ダン)選手』の選手紹介ページ

残念ながら白うさぎは観戦できませんkao09誰かレポしてくれえ~icon10  


Posted by 白うさぎ at 08:11Comments(0)バレーボール

2007年11月23日

ジェットコースター

『もう誰も愛さない DVD-BOX』

「ジェットコースター」と言えば、何をおいても90年代を代表するこのドラマでしょ~。

白うさぎもめっちゃハマりましたよ~icon14
キャストも主演の吉田栄作をはじめ、田中美奈子、山口智子、薬丸裕英、観月ありさ、辰巳琢郎、伊藤かずえ、かとうれいこ、佐川満男、伊武雅刀とそうそうたる顔ぶれ。

当時、吉田栄作といえば、白いTシャツ・ジーンズ・サラサラヘア

そして「ウォー!!」だった。

なんかわからんけど、とにかくアツかった。まさにバブル絶頂期!バブル万歳!!の頃だった。
そしてその熱さのまま突っ走った時代があった。このドラマはその象徴だったような気がする。
そーいえば、白うさぎも一時期、吉田栄作に似てるといわれたこともあったなぁ~kao07

と、ここまで書いたところで申し訳ないが、ここではドラマの紹介をしたいのではない。(『もう誰も愛さない』についてはまた後日ふれることにする。)

ここでふれたいのは現在ワールドカップを戦っている全日本男子のことである。
オーストラリアに完敗し、開催地の特権もあって3連勝を目論んだハズの開幕3連戦を、想定外の1勝2敗で終えた植田全日本(『植田ジャパン』という呼び名は好きではない。)だが、本日行われたアルゼンチン戦、なんとストレート勝ちしたiconN04

アルゼンチンはミリンコビックという205㎝のエースがチームの要だが、この人があまり調子よくなくて、逆に日本はブロックが良かった。コンビバレーもハマってたし、ゴッツこと石島選手もスーパーなプレーが飛び出して、久しぶりにバレーのゲームを見て興奮した。やればできるんじゃん!ファンはああゆうゲームを見たいんだな~。

しかし、タイムアウト明けのサーブミスはいただけない。それも一本ならず何本もだ。あれじゃ相手に「どうぞ“流れ”を持って行って下さい」と言っているようなものだ。あの辺りは早急に改善していただきたい。体格、パワーに劣る全日本が世界で勝つ為には一つ一つのプレーの正確さによるところが大きいからである。
山本選手の覇気のなさも気になる。ケガ明けらしいが、かえってチームのムードをぶち壊しているようで、あんなんでは起用しない方がいいと思われる。清水選手が調子を崩したら、千葉選手か荻野選手を入れて「守備型」チームで戦うのも一つの戦法かと思われるが、もしかしたら植田監督は狙いを来年の最終予選に絞り、今大会は若手に経験を積ませる場と割り切っているのだろうか?

しかし、まるでジェットコースターに乗っているかのように目まぐるしく展開の変わる全日本男子。まったく次の展開が見逃せないiconN06  


Posted by 白うさぎ at 08:25Comments(0)バレーボール

2007年11月20日

あらら、負けちゃったよ…

オーストラリア戦、完敗だった。

「日本、豪州にストレート負けで2敗目~オーストラリア戦後コメント 」

強いサーブをガンガン打たれてサーブカットは崩れるし、自らはタイムアウトあけのサーブを再三ダブってリズムを相手に与えてしまう。フジテレビお得意の「シンデレラ・ボーイ」的に売り出したい「ゴリ」こと清水選手もぼちぼち研究もされているようで、早くも決まらなくなってきた。バックアップの前回大会MVP男山本選手も調子が乗らず…。

誰がどうというより全体的に力不足なんだなぁ~。女子より持ち上げられていない分ガッカリ感も低いのが救いか…。

  


Posted by 白うさぎ at 23:18Comments(0)バレーボール

2007年11月20日

これで全敗はまぬがれた!

なんとも後ろ向きなタイトルだが…。

昨日は「永遠のライバル韓国」(この呼び方も微妙…)にストレート勝ち!
37歳のキャプテン荻野選手(フジテレビはやたらめったら「37歳」を強調するが…kao08)の活躍が光った。

『37歳荻野が奮起』(iza!)

前日、チュニジアに逆転負けした日本のムードを一変させたのは、37歳の荻野だった。
 今大会、初めてコートに立った主将は、第1セット序盤にサービスエースを決めてチームを鼓舞。その後も要所でねらいすましたサーブと巧打で、相手に傾きかけた流れを断ち切った。「自分の仕事をしっかりしようと思っていました」
 相手強打をレシーブしてからの攻撃で9本中5本を決め、「あれが効いた」と植田辰哉監督。起用のねらいが的中した。

 全日本男子が最後に五輪に出場したのは1992年バルセロナ。そのとき主将だった植田氏は、監督就任と同時に、当時メンバーだった荻野を主将に指名した。98年世界選手権後にひざを痛め、手術か引退かを悩んだ男は、「見本になってくれ」という監督の意気に応え、若い選手と同じ練習メニューで3年間を走り、引っ張ってきた。
 北京五輪出場を占う上で、重要なのは韓国、豪州との2連戦。五輪の大舞台を知る唯一の男が、勝利を呼び込んだ。「この勢いで、一丸になってがんばります」。(只木信昭)


荻野選手は福井工大福井高校出身で白うさぎの1学年上の選手だ。高校卒業と同時にサントリーに入社し、サーブカットもこなすウイング・スパイカーとして活躍している選手だ。
白うさぎの大学の後輩にも福井工大福井高校の選手がいて、サントリーの体育館でバレーボールのリーグ戦があった時に、声を掛けに来ていたのが印象に残っている。独特の福井なまりも印象深かったが、近くで見ても「でかいなあ」と思った記憶がある。
初戦のチュニジア戦も途中で出ていれば、もう少し違った展開になっていたように思うが、最後は「なんで、なんで?」と思っているうちにやられた感じだった。ベンチの選手も笑っていたし、まさか負けるとは思っていなかったのだろう。
とにかく緒戦の敗戦を引きずるあまり、このまま全敗などという悲惨な結果にならなくてよかった。
女子よりも厳しいポジションにいる全日本男子。オリンピックは今回も縁がないが、「ひたむきさとガッツ」でどこまで食い下がれるのかに注目していきたい。


◎全日本の対戦予定

11・18 チュニジア(15位) ●2-3
   19 韓国(19位) ○3-0
   20 オーストラリア(23位) ○
   22 アルゼンチン(9位) ●
   23 ロシア(3位) ●
   25 エジプト(18位) ○
   26 プエルトリコ(17位) ○
   27 スペイン(24位) ●
   30 アメリカ(5位) ●
12・ 1 ブルガリア(7位) ●
    2 ブラジル(1位) ●


女子同様ちょっと予想も入れてみた。とりあえずこの辺には勝っておかないと…。

◎全日本男子メンバー

③千葉 進也(29)  堺    186cm WS
④清水 邦広(21)東 海 大  192cm WS
⑤宇佐美大輔(28)パナソニック 184cm セッター
⑦山本 隆弘(29)パナソニック 200cm WS
⑧荻野 正二(37)サントリー  197cm WS☆
⑨富松 崇彰(23)東   レ  191cm センター
⑪松本 慶彦(26)N E C  193cm センター
⑫山村 宏太(27)サントリー  205cm センター
⑮津曲 勝利(32)サントリー  183cm リベロ
⑯石島 雄介(23)  堺    197cm WS
⑰越川  優(23)サントリー  190cm WS
⑱朝長 孝介(27)  堺    184cm セッター
(注)左から背番号、氏名、年齢、所属、身長、ポジション。WSはウイングスパイカー(レフト、ライト)。☆は主将


205㎝のセンター斎藤選手(通称「ノブコフ205」)が外れているところから、植田監督が単なる高さより身体能力を重視しているのが伺える。守備を固めてスピーディーな切り返しの展開に持って行きたいのだろうが、さてさて…。
タイムアウト中も柳本監督よりも具体的な指示が出ているし、選手も固定せずに臨機応変に使い分けている様だから、女子に比べたらはるかにマシだ。ただ結果がついてこないのがイタイ…。


「全日本男子チーム」(FIVBのHPより)


しかしチーム最長身が208㎝の大竹コーチというのも…kao08                 


Posted by 白うさぎ at 17:46Comments(0)バレーボール