
2009年12月06日
「はんごろし」の巻
白うさぎの実家のある新潟県でも、「おはぎ(お萩)」もしくは「ぼたもち(牡丹餅)」を「はんごろし」と呼んだりする。
今や100歳近い白うさぎのおばあちゃんもその一人だ。
「はんごろし」にまつわる昔話は有名だ。
内容は…
ある旅人が一夜の宿を乞うた家で、深夜に目を覚ますと、「てうちがいいか、はんごろしがいいか」という声がして恐れおののく。
実は「てうち」は「手打ちうどん」、「はんごろし」は「おはぎ」の事だった、というオチの笑い話である。
「おはぎ」は、その作る過程において、もち米をすりこぎなんかでつぶす、そのつぶれ加減が半々くらいだから「はんごろし」という訳だが、何も知らずに聞いた人間はびっくりするだろう
では問題、
普通のお餅の様にすっかりもち米をつぶした状態をなんというか?
「ぜんごろし…
」
ブーッ(不正解)
「ほんごろし」でしたぁ~
『おたっしゃ倶楽部』の土曜日のプログラムでも、「御萩つくり」をやったところ、とても評判がよく、何名かの利用者さんから連絡帳に喜びの書き込みがあってうれしかった
来年の春には「牡丹餅つくり」をする予定だ。
今や100歳近い白うさぎのおばあちゃんもその一人だ。
「はんごろし」にまつわる昔話は有名だ。
内容は…
ある旅人が一夜の宿を乞うた家で、深夜に目を覚ますと、「てうちがいいか、はんごろしがいいか」という声がして恐れおののく。
実は「てうち」は「手打ちうどん」、「はんごろし」は「おはぎ」の事だった、というオチの笑い話である。
「おはぎ」は、その作る過程において、もち米をすりこぎなんかでつぶす、そのつぶれ加減が半々くらいだから「はんごろし」という訳だが、何も知らずに聞いた人間はびっくりするだろう

では問題、
普通のお餅の様にすっかりもち米をつぶした状態をなんというか?
「ぜんごろし…

ブーッ(不正解)
「ほんごろし」でしたぁ~

『おたっしゃ倶楽部』の土曜日のプログラムでも、「御萩つくり」をやったところ、とても評判がよく、何名かの利用者さんから連絡帳に喜びの書き込みがあってうれしかった

来年の春には「牡丹餅つくり」をする予定だ。
2007年10月15日
「トン汁」か「ぶた汁」か!?
「豚汁」と書いて、どう読みます
白うさぎはずっと「トン汁」と読んできた。
「ぶた汁」というヤツには「違うやろ、トン汁やろ
」と言ってきた。
しかーし、どうも関西に来て思ったのだが、「ぶた汁」と読む人が圧倒的に多い
滋賀でも同様だ。
そもそも東日本と西日本では呼び方が違うみたいであるが、一般的に東日本は「トン汁」、西日本は「ぶた汁」が多いとも言われているものの、必ずしもはっきり分かれていないようだ。
というのも、白うさぎの出身の新潟県下越地方においても、「トン汁」派と「ぶた汁」派に分かれるみたいだからである。
一体どっちなのか
はっきりさせてもらいたい
ちなみに牛丼チェーンの「吉野家」は「トン汁」を採用している。
高校時代は全国から生徒が集まっていたので、東日本と西日本の文化の違いによる衝突は日常茶飯にあった。
例えば「玉子焼きに砂糖を入れるか入れないか?」「すき焼きは焼いて食べる物か、煮て食べる物か?」「体育座りか三角座りか?」などなど。
白うさぎがみんなに聞き取りをした中では、東日本と西日本の境目は岐阜県辺りだったと記憶している。(北陸出身者は少なく、境目がはっきりせず、三重県は近畿圏に含まれた)
さてさて、滋賀県はこの内どこに属するのだろうか?

白うさぎはずっと「トン汁」と読んできた。
「ぶた汁」というヤツには「違うやろ、トン汁やろ

しかーし、どうも関西に来て思ったのだが、「ぶた汁」と読む人が圧倒的に多い

そもそも東日本と西日本では呼び方が違うみたいであるが、一般的に東日本は「トン汁」、西日本は「ぶた汁」が多いとも言われているものの、必ずしもはっきり分かれていないようだ。
というのも、白うさぎの出身の新潟県下越地方においても、「トン汁」派と「ぶた汁」派に分かれるみたいだからである。
一体どっちなのか


ちなみに牛丼チェーンの「吉野家」は「トン汁」を採用している。
高校時代は全国から生徒が集まっていたので、東日本と西日本の文化の違いによる衝突は日常茶飯にあった。
例えば「玉子焼きに砂糖を入れるか入れないか?」「すき焼きは焼いて食べる物か、煮て食べる物か?」「体育座りか三角座りか?」などなど。
白うさぎがみんなに聞き取りをした中では、東日本と西日本の境目は岐阜県辺りだったと記憶している。(北陸出身者は少なく、境目がはっきりせず、三重県は近畿圏に含まれた)
さてさて、滋賀県はこの内どこに属するのだろうか?
2007年08月09日
方言の話
白うさぎは奈良県の高校へ進学したのだが、一番困ったのが言葉の壁だった。「そんな大げさな~」と思われる向きもあるかもしれないが、新潟県の片田舎からやって来た純朴(?)な少年が、いきなり「お前らシバくぞー
」などと言われたら、何言ってるかわからないけど、ビビリますって~
白うさぎは「シバく」が何を意味する言葉か本当に知らなかったのだ。
当時はまだ全国ネットでもこの言葉は流れていなかったんじゃないかな~。
それなのに「シバきまわすド、コラァ
」などといわれた日にゃ、「何だか知らないけど、縛られて引きずり回されるんかな?」と思って震え上がったものだ
(これは東日本から来た友人達共通の話で、白うさぎだけが特別な訳ではない。)
まあ一口に関西弁と言っても、地域によって様々な話し方があって面白かった。兵庫出身の友人は「~してる」を「~しとう」と話すし、和歌山出身の先輩は「ざ」を「だ」と発声する特徴があった。
初めは早口に話されるのについて行けなかったが、徐々にペースもつかめてきた。
また白うさぎの学校は関西人が大半を占めるものの、他地方出身者も多かったので、学校の中は様々な言葉が飛び交っていた。東北出身者は少なく、口数も少なかったため、いわゆる「ズーズー弁」はあまりふれる機会がなく、関東人は「~じゃん」とかの話し方が関西人の怒りを買っていた。
中学だったかで国語の時間に「方言と共通語」というのがあって、その時の学習で、関西では「捨てる」ことを「ほかす」と言うことを知った。
ところが、である。だ~れも「ほかす」なんて言わへん
聞いたのは「ほかす」に似た「ほる」「ほうる」という言葉だった。
ちなみに白うさぎの地元では「うたる」と言うので、高校時代もついうっかり「これ、うたっといて」と言ってしまい、「あの、歌うんですか?」と聞き返されたことがある
群馬出身の友人は「ぶちゃる」と言っていたが…
悲惨な目にあった友人もいる。北海道出身の先輩に「オイ!これなげとけ」とバナナの皮を渡された友人。何の疑問もなくポイッと放り投げた。すると「何投げとんじゃあ~
」とシバき倒されたという話。北海道では「なげる」が「捨てる」ことだったのだ。
滋賀にも独特の方言がある。白うさぎの住んでる湖北地方は「やんす」「こんす」「きゃんす」などの湖北弁が話されている。
どちらかと言えば、関西圏よりも東海・北陸圏の影響が強いのかもしれない。

会社の同僚が撮ったひまわりの写真。今日も暑いよ~!


白うさぎは「シバく」が何を意味する言葉か本当に知らなかったのだ。
当時はまだ全国ネットでもこの言葉は流れていなかったんじゃないかな~。
それなのに「シバきまわすド、コラァ


まあ一口に関西弁と言っても、地域によって様々な話し方があって面白かった。兵庫出身の友人は「~してる」を「~しとう」と話すし、和歌山出身の先輩は「ざ」を「だ」と発声する特徴があった。
初めは早口に話されるのについて行けなかったが、徐々にペースもつかめてきた。
また白うさぎの学校は関西人が大半を占めるものの、他地方出身者も多かったので、学校の中は様々な言葉が飛び交っていた。東北出身者は少なく、口数も少なかったため、いわゆる「ズーズー弁」はあまりふれる機会がなく、関東人は「~じゃん」とかの話し方が関西人の怒りを買っていた。
中学だったかで国語の時間に「方言と共通語」というのがあって、その時の学習で、関西では「捨てる」ことを「ほかす」と言うことを知った。
ところが、である。だ~れも「ほかす」なんて言わへん

ちなみに白うさぎの地元では「うたる」と言うので、高校時代もついうっかり「これ、うたっといて」と言ってしまい、「あの、歌うんですか?」と聞き返されたことがある


悲惨な目にあった友人もいる。北海道出身の先輩に「オイ!これなげとけ」とバナナの皮を渡された友人。何の疑問もなくポイッと放り投げた。すると「何投げとんじゃあ~


滋賀にも独特の方言がある。白うさぎの住んでる湖北地方は「やんす」「こんす」「きゃんす」などの湖北弁が話されている。
どちらかと言えば、関西圏よりも東海・北陸圏の影響が強いのかもしれない。

会社の同僚が撮ったひまわりの写真。今日も暑いよ~!