
2009年09月22日
「就活戦線異常あり!?」の巻
「就職活動」略して「就活」
そういえば昔、織田裕二主演の「就職戦線異状なし」という映画もあった。
以前ブログにも書いたが、白うさぎの上の学年は「空前の売り手市場」と言われていて、結構おいしい目にあった方々もおられたのに、白うさぎの学年になったとたんにバブルがはじけて「就職氷河期」なんて落差を味わった。
ただ白うさぎは「就職活動」なるものをした経験がない。
元々卒業後の行き先が決まっていたからだが、それがこじれにこじれて一転、卒業後は「無職・家事手伝い」になってしまったのだから人生どうなるかわからない
それでも非常勤講師をしながら当時流行ったドラマにもあった「高校教師」を目指そうと思っていたところ、さらに人生が転がって全然畑違いの「介護福祉業界」へ飛びこむ事になってしまった次第。
それもまさか「3年の腰掛け」で入ったはずの仕事が、今では「天職」の様になるなんて23歳の当時は想像もしなかった
白うさぎの大学は残念ながら、「関関同立」や「龍近甲産」よりも序列的に「三流」的な位置付けでしかなかったので、「就活」でも「一流」と言われる企業では門前払いを食らった事も数多いと聞く。
その中でみんな必死で「就活」していたと思う。
そんなある日、こんな話を聞いた。
森永製菓の採用試験を受けに行った時の事、
面接試験で試験官に
「当社のコマーシャルソングを歌って下さい。」
と言われた受験者。
緊張しながらも
「チョッコレ~ト♪ チョッコレ~ト♪ チョコレートは… あっ!?」
その受験者が落ちたのは言うまでもない…。
別の人に聞いた話では、「チョコレートは…モリナガ…♪」と、苦し紛れに歌ったという話もある。
「実話」として学生達の間にまことしやかに流行った話だが、不思議なもので、
「じゃあ、森永製菓のCMソングって何だった?」と聞かれても即答できない者が多かった。
白うさぎも「ピポピポ♪」というメロディに合わせて天使が振り向くあれしか思い浮かばなかった。
多分この話の面白さは、そんな盲点をついたものなのだろう。
就職試験にまつわる「都市伝説」としては、「GNP」に関する話がある。
日産自動車の採用面接で、
「GNPの意味は?」と聞かれ、
わからないのでとっさに
「がんばれ 日産 パルサー」
と答えたら受かったという話。
今はほとんど使われなくなった指標「GNP(Gross National Product:国民総生産)」だが、それを「G(がんばれ)N(日産)P(パルサー=日産の販売する車の名前)」と、とっさの機転で言い換えて切り抜けた学生は、その瞬発力を買われたのだろう。
実話かどうか不明だが、単なる笑い話ではなく、「就職活動」には、「知識」だけでなく「危機における人間力」みたいなものを試されるという事の示唆だろう。
他に「着陸許可」というものもある。
日航や全日空の採用試験を受験した者の話として語られるものである。
面接室に入った瞬間、両手を広げて
「キーン キーン」
と飛行機が飛ぶ仕草をしながら、
「管制塔、管制塔、着陸許可お願いします」
と言ったところ、
「着陸許可はありません。速やかに退去して下さい」
と言われ落ちたという。
反対に受かったという結末の話もあるそうだ。
昨今不景気による「内定切り」が問題になり、今年の就職戦線も低調だと今朝の新聞に載っていた。
白うさぎの頃は仕事さえ選ばなければ、まだ正社員として働けた時代だったが、今や「正社員」になれるかどうかで人生が変わってくる訳で、白うさぎの頃よりか「就活」の重要性は高まっている。
人生を左右する一大イベントなだけに、様々な思いが交錯する「就活」
そこには悲喜こもごもなドラマがあり、しかも長い人生の中で必ずしも「受かった」「落ちた」というその瞬間だけでは計り知れないドラマが先に待ち受けている。まさに「人間万事塞翁が馬」である。
だからこそ就活にまつわる「都市伝説」も普遍性をもって、これからも語られていくに違いない。
しかし、相も変わらず「介護福祉業界」は低調である。
「派遣切り」にあった人や、不景気で夫の収入が減った主婦なんかの募集はあるが、肝心の若者の募集が少ない。
若者がもっと集まってくれる様な魅力的な業界になって欲しいが…。
しかし専門学校や短大などで資格を取得してくる学生の質も明らかに変わってきている。
「知識」とか「技術」以前に「コミュニケーション能力」が欠けた子のなんと多い事か…。
以前採用した子も、3ヶ月経ってようやく「挨拶」がまともにできる様になった…というレベルで到底戦力にならなかった。とても「長い目で見る」とかいう状態ではない。これでは何の為の国家資格なのか?と言いたくなる。
全く「ジョーク」にもならない話で、ここでは「事実」の方が「都市伝説」を凌駕している、はぁ~
一部「ピアスの白い糸」池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子編著(白水社)を参考にさせていただいた。
そういえば昔、織田裕二主演の「就職戦線異状なし」という映画もあった。
以前ブログにも書いたが、白うさぎの上の学年は「空前の売り手市場」と言われていて、結構おいしい目にあった方々もおられたのに、白うさぎの学年になったとたんにバブルがはじけて「就職氷河期」なんて落差を味わった。
ただ白うさぎは「就職活動」なるものをした経験がない。
元々卒業後の行き先が決まっていたからだが、それがこじれにこじれて一転、卒業後は「無職・家事手伝い」になってしまったのだから人生どうなるかわからない

それでも非常勤講師をしながら当時流行ったドラマにもあった「高校教師」を目指そうと思っていたところ、さらに人生が転がって全然畑違いの「介護福祉業界」へ飛びこむ事になってしまった次第。
それもまさか「3年の腰掛け」で入ったはずの仕事が、今では「天職」の様になるなんて23歳の当時は想像もしなかった

白うさぎの大学は残念ながら、「関関同立」や「龍近甲産」よりも序列的に「三流」的な位置付けでしかなかったので、「就活」でも「一流」と言われる企業では門前払いを食らった事も数多いと聞く。
その中でみんな必死で「就活」していたと思う。
そんなある日、こんな話を聞いた。
森永製菓の採用試験を受けに行った時の事、
面接試験で試験官に
「当社のコマーシャルソングを歌って下さい。」
と言われた受験者。
緊張しながらも
「チョッコレ~ト♪ チョッコレ~ト♪ チョコレートは… あっ!?」
その受験者が落ちたのは言うまでもない…。
別の人に聞いた話では、「チョコレートは…モリナガ…♪」と、苦し紛れに歌ったという話もある。
「実話」として学生達の間にまことしやかに流行った話だが、不思議なもので、
「じゃあ、森永製菓のCMソングって何だった?」と聞かれても即答できない者が多かった。
白うさぎも「ピポピポ♪」というメロディに合わせて天使が振り向くあれしか思い浮かばなかった。
多分この話の面白さは、そんな盲点をついたものなのだろう。
就職試験にまつわる「都市伝説」としては、「GNP」に関する話がある。
日産自動車の採用面接で、
「GNPの意味は?」と聞かれ、
わからないのでとっさに
「がんばれ 日産 パルサー」
と答えたら受かったという話。
今はほとんど使われなくなった指標「GNP(Gross National Product:国民総生産)」だが、それを「G(がんばれ)N(日産)P(パルサー=日産の販売する車の名前)」と、とっさの機転で言い換えて切り抜けた学生は、その瞬発力を買われたのだろう。
実話かどうか不明だが、単なる笑い話ではなく、「就職活動」には、「知識」だけでなく「危機における人間力」みたいなものを試されるという事の示唆だろう。
他に「着陸許可」というものもある。
日航や全日空の採用試験を受験した者の話として語られるものである。
面接室に入った瞬間、両手を広げて
「キーン キーン」
と飛行機が飛ぶ仕草をしながら、
「管制塔、管制塔、着陸許可お願いします」
と言ったところ、
「着陸許可はありません。速やかに退去して下さい」
と言われ落ちたという。
反対に受かったという結末の話もあるそうだ。
昨今不景気による「内定切り」が問題になり、今年の就職戦線も低調だと今朝の新聞に載っていた。
白うさぎの頃は仕事さえ選ばなければ、まだ正社員として働けた時代だったが、今や「正社員」になれるかどうかで人生が変わってくる訳で、白うさぎの頃よりか「就活」の重要性は高まっている。
人生を左右する一大イベントなだけに、様々な思いが交錯する「就活」
そこには悲喜こもごもなドラマがあり、しかも長い人生の中で必ずしも「受かった」「落ちた」というその瞬間だけでは計り知れないドラマが先に待ち受けている。まさに「人間万事塞翁が馬」である。
だからこそ就活にまつわる「都市伝説」も普遍性をもって、これからも語られていくに違いない。
しかし、相も変わらず「介護福祉業界」は低調である。
「派遣切り」にあった人や、不景気で夫の収入が減った主婦なんかの募集はあるが、肝心の若者の募集が少ない。
若者がもっと集まってくれる様な魅力的な業界になって欲しいが…。
しかし専門学校や短大などで資格を取得してくる学生の質も明らかに変わってきている。
「知識」とか「技術」以前に「コミュニケーション能力」が欠けた子のなんと多い事か…。
以前採用した子も、3ヶ月経ってようやく「挨拶」がまともにできる様になった…というレベルで到底戦力にならなかった。とても「長い目で見る」とかいう状態ではない。これでは何の為の国家資格なのか?と言いたくなる。
全く「ジョーク」にもならない話で、ここでは「事実」の方が「都市伝説」を凌駕している、はぁ~

一部「ピアスの白い糸」池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子編著(白水社)を参考にさせていただいた。
2008年06月06日
当たり屋グループ!?
先日本社へ行ったら、
「当たり屋グループが来ました。気を付けて運転して下さい。」
というような張り紙が掲示されていた。
関連グループ会社よりFAXされてきたらしい。
この「当たり屋グループ」とは、様々なテクニックで交通事故を起こさせた上、損害賠償金を巻き上げる事を目的とした集団の事である。
しかし、この「当たり屋グループ」なる存在も、どうやら「都市伝説」らしい。
「当たり屋グループ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ただ、当たり屋グループ警戒をうながす怪文書が都市伝説として広まることも多い。1985年前後より各地で出回り始めたとされる。一時はテレビや週刊誌でも採り上げられることがあったため、この都市伝説は、職業として自動車の運転に従事する者を中心に全国的に広まった。情報の広まり方としては、「当たり屋グループ出現チラシ」のコピーが手元に届き、そのコピーをコピーしたものを他者に送り、受け取った他者がさらにコピーを重ねて、さらに他者に送るなど、チラシのコピーを重ねていくうちに文字がつぶれて判別しにくくなったり、作り直された際に誤読され別の文字(数字)に置き換えられるなどの過程を経て、様々なパターンの内容ができていったと考えられる。一説によると、そのパターンは全国で200種類以上にものぼるという。
当たり屋グループ出現チラシの内容例
当たり屋グループが来ました。気を付けて運転して下さい。
1.下記ナンバー車と接触事故を起こした場合は、その場で示談せずに直ちに警察に連絡する事
2.警察が到着する前に、自分の勤務先や氏名、電話番号は絶対に言わない事
3.このコピーを車内に備えておく事
4.友人、知人に知らせてあげて下さい
要注意ナンバー(30台〜36台が箇条書きに掲載。大半は数字が「○○57」など2桁)
・このナンバーの車が前を走行している時は、急に車が止まっても当たらない車間距離を保って下さい(サイドブレーキを使用するのでブレーキランプはつきません)。
・○○(地域名)ナンバーの他、△△(地域名)方面の車にも気を付けて下さい。
・運悪く事故を起こした場合は、警察に連絡すると同時にこの資料をチェックするだけで逃げていくケースもあるそうです。
~以上『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用~
<参考になるHP>
「当たり屋情報に惑わされないで!事実無根です」(山口県警のHPより)
「当たり屋情報は偽情報!」(立命館大学文学部心理学科による調査・収集。)
現実に上記の様な手口で被害に遭った人もいるだろうが、それと実際にFAXが回ってくる中に載っている「当たり屋グループ」とは別問題であって分けて考えて欲しい。
もし、本当に「当たってしまった」時には、とにかく「警察へ連絡」すると共に、自分の加入している保険会社へも連絡する事だ。「決してその場で示談しない」というのは交通事故処理のセオリーだ。
もし本当に「当たり屋」なる事を生業としているならば、警察を呼ぶこと自体を嫌うはずだから。
白うさぎも昔職場の先輩に聞かされた「当たり屋」に関する「噂」はいくつかある。
それは車での物損事故ではなく、人間の「当たり屋」に関するものだが、「『当たり屋』の家いうのがあるんや…。車にあたって家建てたらしい…。」「バックする車の後ろへ素早く回り込んでな、自分の手で『ドン』と叩いて、『アイタタ~』とうずくまるのが手口らしい…。」とまことしやかに聞かされた事がある。
実際に真偽の程は確かめようがないのだが、免許取って間なしの後輩を脅かすとは…全く罪な先輩である。
白うさぎは幸いこの様な現場に出くわした事はないが、このテのチラシについては目にするのが実は三度目だ。
一番最初は、学生時代に各サークルに学生課から回覧されてきたものだ。当時は車を運転していなかったから他人事だったが、続いては社会人になってから職場へ回って来たものを見た時だから、「○○のナンバーは気を付けよう!」と思ったものだ。
でもこの親切そうなチラシもよくよく考えてみると、警察とかの公的機関が注意喚起しているならともかく、「一体どうやって調べたんだろ?」と思うよね。
伝播の仕方を見ていると、チェーンレターやチェーンメールの一種の様なものかも知れない。
山口県警のHPによれば、「この情報は、昭和61年頃から全国的に出回っており、警察で捜査しましたが、そのような事実はありません。」という事なのだが、これって業務用・家庭用FAXが普及するのに歩調を合わせるかのように伝播して行った様にも思えるね。
だとしたら一番初めに出したのは、どんな人だったんだろ?
「当たり屋グループが来ました。気を付けて運転して下さい。」
というような張り紙が掲示されていた。
関連グループ会社よりFAXされてきたらしい。
この「当たり屋グループ」とは、様々なテクニックで交通事故を起こさせた上、損害賠償金を巻き上げる事を目的とした集団の事である。
しかし、この「当たり屋グループ」なる存在も、どうやら「都市伝説」らしい。
「当たり屋グループ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ただ、当たり屋グループ警戒をうながす怪文書が都市伝説として広まることも多い。1985年前後より各地で出回り始めたとされる。一時はテレビや週刊誌でも採り上げられることがあったため、この都市伝説は、職業として自動車の運転に従事する者を中心に全国的に広まった。情報の広まり方としては、「当たり屋グループ出現チラシ」のコピーが手元に届き、そのコピーをコピーしたものを他者に送り、受け取った他者がさらにコピーを重ねて、さらに他者に送るなど、チラシのコピーを重ねていくうちに文字がつぶれて判別しにくくなったり、作り直された際に誤読され別の文字(数字)に置き換えられるなどの過程を経て、様々なパターンの内容ができていったと考えられる。一説によると、そのパターンは全国で200種類以上にものぼるという。
当たり屋グループ出現チラシの内容例
当たり屋グループが来ました。気を付けて運転して下さい。
1.下記ナンバー車と接触事故を起こした場合は、その場で示談せずに直ちに警察に連絡する事
2.警察が到着する前に、自分の勤務先や氏名、電話番号は絶対に言わない事
3.このコピーを車内に備えておく事
4.友人、知人に知らせてあげて下さい
要注意ナンバー(30台〜36台が箇条書きに掲載。大半は数字が「○○57」など2桁)
・このナンバーの車が前を走行している時は、急に車が止まっても当たらない車間距離を保って下さい(サイドブレーキを使用するのでブレーキランプはつきません)。
・○○(地域名)ナンバーの他、△△(地域名)方面の車にも気を付けて下さい。
・運悪く事故を起こした場合は、警察に連絡すると同時にこの資料をチェックするだけで逃げていくケースもあるそうです。
~以上『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用~
<参考になるHP>
「当たり屋情報に惑わされないで!事実無根です」(山口県警のHPより)
「当たり屋情報は偽情報!」(立命館大学文学部心理学科による調査・収集。)
現実に上記の様な手口で被害に遭った人もいるだろうが、それと実際にFAXが回ってくる中に載っている「当たり屋グループ」とは別問題であって分けて考えて欲しい。
もし、本当に「当たってしまった」時には、とにかく「警察へ連絡」すると共に、自分の加入している保険会社へも連絡する事だ。「決してその場で示談しない」というのは交通事故処理のセオリーだ。
もし本当に「当たり屋」なる事を生業としているならば、警察を呼ぶこと自体を嫌うはずだから。
白うさぎも昔職場の先輩に聞かされた「当たり屋」に関する「噂」はいくつかある。
それは車での物損事故ではなく、人間の「当たり屋」に関するものだが、「『当たり屋』の家いうのがあるんや…。車にあたって家建てたらしい…。」「バックする車の後ろへ素早く回り込んでな、自分の手で『ドン』と叩いて、『アイタタ~』とうずくまるのが手口らしい…。」とまことしやかに聞かされた事がある。
実際に真偽の程は確かめようがないのだが、免許取って間なしの後輩を脅かすとは…全く罪な先輩である。
白うさぎは幸いこの様な現場に出くわした事はないが、このテのチラシについては目にするのが実は三度目だ。
一番最初は、学生時代に各サークルに学生課から回覧されてきたものだ。当時は車を運転していなかったから他人事だったが、続いては社会人になってから職場へ回って来たものを見た時だから、「○○のナンバーは気を付けよう!」と思ったものだ。
でもこの親切そうなチラシもよくよく考えてみると、警察とかの公的機関が注意喚起しているならともかく、「一体どうやって調べたんだろ?」と思うよね。
伝播の仕方を見ていると、チェーンレターやチェーンメールの一種の様なものかも知れない。
山口県警のHPによれば、「この情報は、昭和61年頃から全国的に出回っており、警察で捜査しましたが、そのような事実はありません。」という事なのだが、これって業務用・家庭用FAXが普及するのに歩調を合わせるかのように伝播して行った様にも思えるね。
だとしたら一番初めに出したのは、どんな人だったんだろ?
2008年05月31日
謎の高額バイト!?
月末は当月の集計やら実績のチェックやら翌月の準備やらと何かと忙しい。
白うさぎももちろん残業だが、昨日は姐さんとKちゃんにも残業を頼んでフル回転
大忙しの中、休憩timeに姐さんが、看護学生時代に解剖の実習に立ち会った話をした。
ホルマリンの匂いが白衣についてなかなかとれなかったという話だった。
「ホルマリン」と言えば、高額バイトの象徴とも言える「遺体のホルマリン漬けのバイト」の話を思い出した。
びっくりしたのは、医療現場の経験の長い姐さんがこの話を知らなかった事だ。
中学校時代に先生が、授業中に話が脱線して「学生時代にやったバイトの話」をしてくれたのだが、
「ビル清掃」のバイトでは、
「全く、色んなものが落ちてるんだわ~。一万円札が落ちていた事もあったな~。」(そのお金を交番に届けたどうかは不明
)
「女の人のパンティーが落ちていた時には、“何でこんな物が落ちてるんだろ~?”と思った。」(そのブツをどうしたか?は不明
)
というハナシ。
「ビルの夜警」のバイトでは、
「ビルの隣にな、墓地があったんだわ~。それで懐中電灯片手に廊下を歩いていると、向こう側から真っ赤な火の玉が飛んできて、頭の上を“スーッ”と抜けて行ったんやわ~。」
というハナシ。
様々なバイトをやったが、その中の極め付けの高額バイトが「遺体のホルマリン漬け」のバイトだったという。「一晩で一万円もらえた」そうだ。
ホルマリンのプールに、医学生の解剖実習用の検体が保存されていて、遺体が浮きあがる度に、長い棒でつついて沈めるというもの。ホルマリンへの影響を避けるためか、部屋は暗室で赤いランプだけが灯っているそうだ。「遺体が動き出すような気がして怖かった」そうだが、なぜか一人で受け持つらしい…。
「このバイトをやったら、しばらく味噌汁を食えなかった。」と先生は話していた。
あれから25年以上経ったけど、この話、現在では実在しない「都市伝説」と化している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、以下のような記述がある。
「大学の医学部や歯学部では解剖実習用の遺体をホルマリンのプールにつけている、その遺体を洗ったり、浮いてくると棒で突いて沈めるというようなアルバイトがある」などという噂がある。しかしそのような事実はなく、いわゆる都市伝説の1つである。
実際には、「死体解剖保存法」や「医学及び歯学の教育のための献体に関する法律」などにより、解剖用遺体の取り扱いには厳しい制限が設けられている。また、遺体解剖実習に関して厳密に言うならば、医学部生や歯学部生でも監督無しに取り扱うことは違法であり、有資格者である解剖学の教授など専門知識を有する教員の監督管理の下でのみ許されるのである。
つまり、単なるアルバイトが遺体に触れたり遺体をホルマリンプールにつけたりするなどということは違法であり、施設を含めて厳重に処罰されるので現実にはありえないのである。
「死体洗いのアルバイト」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
という事は、あの時先生はみんなに「ジョーク」として話したのかな?
それにしては細部まですごくリアルで、実体験が伴っていたように感じたが…。
白うさぎももちろん残業だが、昨日は姐さんとKちゃんにも残業を頼んでフル回転

大忙しの中、休憩timeに姐さんが、看護学生時代に解剖の実習に立ち会った話をした。
ホルマリンの匂いが白衣についてなかなかとれなかったという話だった。
「ホルマリン」と言えば、高額バイトの象徴とも言える「遺体のホルマリン漬けのバイト」の話を思い出した。
びっくりしたのは、医療現場の経験の長い姐さんがこの話を知らなかった事だ。
中学校時代に先生が、授業中に話が脱線して「学生時代にやったバイトの話」をしてくれたのだが、
「ビル清掃」のバイトでは、
「全く、色んなものが落ちてるんだわ~。一万円札が落ちていた事もあったな~。」(そのお金を交番に届けたどうかは不明

「女の人のパンティーが落ちていた時には、“何でこんな物が落ちてるんだろ~?”と思った。」(そのブツをどうしたか?は不明

というハナシ。
「ビルの夜警」のバイトでは、
「ビルの隣にな、墓地があったんだわ~。それで懐中電灯片手に廊下を歩いていると、向こう側から真っ赤な火の玉が飛んできて、頭の上を“スーッ”と抜けて行ったんやわ~。」
というハナシ。
様々なバイトをやったが、その中の極め付けの高額バイトが「遺体のホルマリン漬け」のバイトだったという。「一晩で一万円もらえた」そうだ。
ホルマリンのプールに、医学生の解剖実習用の検体が保存されていて、遺体が浮きあがる度に、長い棒でつついて沈めるというもの。ホルマリンへの影響を避けるためか、部屋は暗室で赤いランプだけが灯っているそうだ。「遺体が動き出すような気がして怖かった」そうだが、なぜか一人で受け持つらしい…。
「このバイトをやったら、しばらく味噌汁を食えなかった。」と先生は話していた。
あれから25年以上経ったけど、この話、現在では実在しない「都市伝説」と化している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、以下のような記述がある。
「大学の医学部や歯学部では解剖実習用の遺体をホルマリンのプールにつけている、その遺体を洗ったり、浮いてくると棒で突いて沈めるというようなアルバイトがある」などという噂がある。しかしそのような事実はなく、いわゆる都市伝説の1つである。
実際には、「死体解剖保存法」や「医学及び歯学の教育のための献体に関する法律」などにより、解剖用遺体の取り扱いには厳しい制限が設けられている。また、遺体解剖実習に関して厳密に言うならば、医学部生や歯学部生でも監督無しに取り扱うことは違法であり、有資格者である解剖学の教授など専門知識を有する教員の監督管理の下でのみ許されるのである。
つまり、単なるアルバイトが遺体に触れたり遺体をホルマリンプールにつけたりするなどということは違法であり、施設を含めて厳重に処罰されるので現実にはありえないのである。
「死体洗いのアルバイト」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
という事は、あの時先生はみんなに「ジョーク」として話したのかな?
それにしては細部まですごくリアルで、実体験が伴っていたように感じたが…。
2007年09月04日
都市伝説…
最近「都市伝説」がちょっとしたブームになってるのかな?
白うさぎはあんまりTVを見ないので、どうなのかわからないけど、書店にはコーナーが設けられていたので…。
でも話題になる前から、この手の話題は結構得意だ。
例えばこの手の話…
「姉ちゃんの友達が、大手ハンバーガーショップの○○で働いてるんだけど、ある日配送されてきた食材を見てビックリ!ハンバーガーのパティがミミズの肉で作られてたんだって…。それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
この話の派生種として、「ミミズの肉」が「ねずみの肉」だったり「犬・猫の肉」だったりする場合もある。
また、
「姉ちゃんの友達が、産婦人科医院から出てきた歌手の○○を目撃したらしい…それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
なんてのもある。
「学校の怪談」なんかも「都市伝説」の範疇に入りそうだ。
白うさぎが小学校の頃世間を騒がしたのは、「口裂け女」の話だった。
小学校の通学路なんかにマスクをした美女が立っていて、通る児童に「私キレイ
」と尋ねる。ここで「ブス」と答えると殺される。反対に「キレイ」と答えると、マスクを外したら耳元まで口が裂けていて「これでもか~
」と言われ殺される
というものだ。
ある地域では集団下校になったり、パトカーが出動する騒ぎになったところもあるらしい。
ある研究によると、この噂の発生源は岐阜県で、名神高速に沿って滋賀県から京阪神へ伝播し、大阪のラジオ局(だったかな?)が深夜放送で流したのが全国に伝わったとされている。
白うさぎと同年代(30代後半)の方、もしこのブログを読んでたら、どんな風にみんなで話してたか教えて欲しい。
ちなみに白うさぎの地域では、
・100mを3秒で走るから自転車で逃げても必ず捕まる
・「私きれい」と聞かれても、「ふつう」と答えたら殺されない
・「口裂け女」は3姉妹の末っ子で、姉二人も口裂け女だった。三女は元々は普通の口だったが、妬んだ姉に鋏で切られた
・殺す時に使う凶器は「出刃包丁」だ(白うさぎはこの時初めて「出刃包丁」を知った)
と言われていた。
この他に小学校時代に流行ったのが「怪人赤マント」
トイレ(男子トイレ)の真ん中の便器で用を足していると、どこからともなく「赤マントしますか?」と声がする。うっかり「はい」と返事をすると、どこからともなくナイフが出てきて刺されて死ぬ、というもの。この話の後日談として、学校で大騒ぎになって、ついに警察が捜査に乗り出し、ある女性警察官が現地へ行くと、やっぱり「赤マントしますか?」と声がした。ここで「はい」と答えたらやっぱり殺されてしまったということだ。
この話が噂になった時、男子連中みんな震え上がった
白うさぎなど成人してからもしばらくは、トイレの真ん中は避け続けたぐらいだ。学校のトイレに行くことができず、もらしてしまう子もいたぐらい当時は大変なことだった。
これもある研究によると、「怪人赤マント」の話は、何年か置きに周期的に流行った時期があり、「赤マント」が「赤い紙、青い紙」だったり、「赤いちゃんちゃんこ」だったりと派生種が確認されている。ちなみに「謎の声」の問いかけに、「赤い~」を選択すると「血まみれになって殺される」、「青い~」を選択すると、「血を抜き取られて真っ青になって殺される」らしい。
元々は戦前に軍部が、「デマや流言」がどのくらいの速度で伝わっていくかを調べるのに広めた噂らしい。(もっとも原型はどこかにあったのかも知れないが)
青森駅で二人の紳士が「赤いマントの怪人が…」とひそひそ話していた噂が、翌日には東京で広まっていた。結局、夜行列車
に乗って一晩のうちに「青森-東京間」を進んだという結論だ。
滋賀県に関わりのある都市伝説も一つ紹介したい。
ウチの職場の上司はよく、「オレの2コ下の後輩に歌手の野口五郎がいるんや」と自慢する。野口五郎は岐阜県出身なのだが、なぜか「野口五郎は、近江高校を受験して落ちたんやで~」という噂がある。誰か聞いたことはないだろうか?
白うさぎが彦根に住んでる時に、職場の先輩から聞かされた話なのだが…。
「噂話」なんて全く罪作りだ。
しかし、みんなをひきつける「何か」があることは否めない…。
白うさぎはあんまりTVを見ないので、どうなのかわからないけど、書店にはコーナーが設けられていたので…。
でも話題になる前から、この手の話題は結構得意だ。
例えばこの手の話…
「姉ちゃんの友達が、大手ハンバーガーショップの○○で働いてるんだけど、ある日配送されてきた食材を見てビックリ!ハンバーガーのパティがミミズの肉で作られてたんだって…。それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
この話の派生種として、「ミミズの肉」が「ねずみの肉」だったり「犬・猫の肉」だったりする場合もある。
また、
「姉ちゃんの友達が、産婦人科医院から出てきた歌手の○○を目撃したらしい…それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
なんてのもある。
「学校の怪談」なんかも「都市伝説」の範疇に入りそうだ。
白うさぎが小学校の頃世間を騒がしたのは、「口裂け女」の話だった。
小学校の通学路なんかにマスクをした美女が立っていて、通る児童に「私キレイ



ある地域では集団下校になったり、パトカーが出動する騒ぎになったところもあるらしい。
ある研究によると、この噂の発生源は岐阜県で、名神高速に沿って滋賀県から京阪神へ伝播し、大阪のラジオ局(だったかな?)が深夜放送で流したのが全国に伝わったとされている。
白うさぎと同年代(30代後半)の方、もしこのブログを読んでたら、どんな風にみんなで話してたか教えて欲しい。
ちなみに白うさぎの地域では、
・100mを3秒で走るから自転車で逃げても必ず捕まる
・「私きれい」と聞かれても、「ふつう」と答えたら殺されない
・「口裂け女」は3姉妹の末っ子で、姉二人も口裂け女だった。三女は元々は普通の口だったが、妬んだ姉に鋏で切られた
・殺す時に使う凶器は「出刃包丁」だ(白うさぎはこの時初めて「出刃包丁」を知った)
と言われていた。
この他に小学校時代に流行ったのが「怪人赤マント」
トイレ(男子トイレ)の真ん中の便器で用を足していると、どこからともなく「赤マントしますか?」と声がする。うっかり「はい」と返事をすると、どこからともなくナイフが出てきて刺されて死ぬ、というもの。この話の後日談として、学校で大騒ぎになって、ついに警察が捜査に乗り出し、ある女性警察官が現地へ行くと、やっぱり「赤マントしますか?」と声がした。ここで「はい」と答えたらやっぱり殺されてしまったということだ。
この話が噂になった時、男子連中みんな震え上がった

白うさぎなど成人してからもしばらくは、トイレの真ん中は避け続けたぐらいだ。学校のトイレに行くことができず、もらしてしまう子もいたぐらい当時は大変なことだった。
これもある研究によると、「怪人赤マント」の話は、何年か置きに周期的に流行った時期があり、「赤マント」が「赤い紙、青い紙」だったり、「赤いちゃんちゃんこ」だったりと派生種が確認されている。ちなみに「謎の声」の問いかけに、「赤い~」を選択すると「血まみれになって殺される」、「青い~」を選択すると、「血を抜き取られて真っ青になって殺される」らしい。
元々は戦前に軍部が、「デマや流言」がどのくらいの速度で伝わっていくかを調べるのに広めた噂らしい。(もっとも原型はどこかにあったのかも知れないが)
青森駅で二人の紳士が「赤いマントの怪人が…」とひそひそ話していた噂が、翌日には東京で広まっていた。結局、夜行列車

滋賀県に関わりのある都市伝説も一つ紹介したい。
ウチの職場の上司はよく、「オレの2コ下の後輩に歌手の野口五郎がいるんや」と自慢する。野口五郎は岐阜県出身なのだが、なぜか「野口五郎は、近江高校を受験して落ちたんやで~」という噂がある。誰か聞いたことはないだろうか?
白うさぎが彦根に住んでる時に、職場の先輩から聞かされた話なのだが…。
「噂話」なんて全く罪作りだ。
しかし、みんなをひきつける「何か」があることは否めない…。