
2008年05月18日
いよいよ始まったね。
北京オリンピック出場をかけたバレーボールの世界最終予選(兼アジア予選)が昨日から開幕した。
先日来このブログでも取り上げている通り、北京出場はカタイ。ガチガチの鉄板だ。
8チーム中4チームにオリンピック出場権が与えられるというのも「最終予選」の名にしては「ヌルい」し、兼アジア予選という様に、万が一上位4チームがアジア地域以外のチームで占められたとしても、5位に入れば「出場権獲得!」となる優遇ぶり。
全日本としては、アジア地域のチーム(タイ・韓国・カザフスタン)にさえ負けなければいいのだから気は楽だ。
といっても、それで安心してしまってはいけないのはもちろんの事だ。この3チームには過去に敗戦歴があるからだ。
まあ何にせよオリンピックの前哨戦であることは間違いないから、しっかり戦ってチームの完成度を高めて欲しい。
アテネオリンピックはピーキングに失敗して、本番のアテネでチームはボロボロだった。最終戦となった中国戦が一番いい試合をしていたくらいだから…。
おりしも24年間も会長職に君臨していたアコスタ会長が任期途中で電撃退任を表明したばかり、主要大会の日本開催に尽力し、優遇されていただけに、これから日本はますます厳しくなるよ~。
「アコスタ会長、退任表明 日本のバレー界に影響か」(スポーツナビ)

この写真のキャプション「Sano Yuko and Kimura Saori dig to save the ball」
~どこにも佐野選手も木村選手も写っとりませんが…。おまけにディグ(スパイクレシーブ)もしとりませんが…)
「FIVB(Fédération Internationale de Volleyball:国際バレーボール連盟)のHPより」
しっかりしろよ!FIVB
(なぜかこのHP、日本戦はライブスコアが見れなくなっている!?⇒TBS・フジの中継録画に配慮か?)
先日来このブログでも取り上げている通り、北京出場はカタイ。ガチガチの鉄板だ。
8チーム中4チームにオリンピック出場権が与えられるというのも「最終予選」の名にしては「ヌルい」し、兼アジア予選という様に、万が一上位4チームがアジア地域以外のチームで占められたとしても、5位に入れば「出場権獲得!」となる優遇ぶり。
全日本としては、アジア地域のチーム(タイ・韓国・カザフスタン)にさえ負けなければいいのだから気は楽だ。
といっても、それで安心してしまってはいけないのはもちろんの事だ。この3チームには過去に敗戦歴があるからだ。
まあ何にせよオリンピックの前哨戦であることは間違いないから、しっかり戦ってチームの完成度を高めて欲しい。
アテネオリンピックはピーキングに失敗して、本番のアテネでチームはボロボロだった。最終戦となった中国戦が一番いい試合をしていたくらいだから…。
おりしも24年間も会長職に君臨していたアコスタ会長が任期途中で電撃退任を表明したばかり、主要大会の日本開催に尽力し、優遇されていただけに、これから日本はますます厳しくなるよ~。
「アコスタ会長、退任表明 日本のバレー界に影響か」(スポーツナビ)

この写真のキャプション「Sano Yuko and Kimura Saori dig to save the ball」
~どこにも佐野選手も木村選手も写っとりませんが…。おまけにディグ(スパイクレシーブ)もしとりませんが…)
「FIVB(Fédération Internationale de Volleyball:国際バレーボール連盟)のHPより」
しっかりしろよ!FIVB
(なぜかこのHP、日本戦はライブスコアが見れなくなっている!?⇒TBS・フジの中継録画に配慮か?)
2008年04月28日
あぁやっぱり…
北京オリンピック(最近「北京“誤”輪」などと揶揄されているが…)を目指す女子バレーボールチームの最終予選メンバーが唐突に発表された
「栗原ら代表メンバーが決定 大山は外れる=バレーボール五輪最終予選」(スポーツナビ)
バレーボールの全日本女子代表は28日、北京五輪世界最終予選兼アジア大陸予選の代表メンバー12人を発表した。代表には、エースの栗原恵(パイオニア)、竹下佳江(JT)、高橋みゆき(NEC)ら、アテネ五輪出場メンバーなどが選ばれた。持病の腰痛の状況が懸念されていた大山加奈(東レ)は、代表から外れた。
<全日本女子メンバー>
1.栗原恵(パイオニア)
2.多治見麻子(パイオニア)
3.竹下佳江(JT)※主将
4.大村加奈子(久光製薬)
5.高橋みゆき(NEC)
6.佐野優子(久光製薬)
7.杉山祥子(NEC)
8.櫻井由香(デンソー)
9.狩野美雪(久光製薬)
11.荒木絵里香(東レ)
12.木村沙織(東レ)
14.河合由貴(JT)
[ スポーツナビ 4月28日 17:42 ]
先日「失望と憂鬱の全日本メンバー発表!」にも書いたが、ほぼ予想通りのメンバーですな。
腰痛で全くプレーできていない大山選手が外れたのは当たり前だが、いったいなんの為に候補に入れたのか?スポンサーの顔色でもうかがっているのか?
「エビちゃん」こと櫻井選手が選出され、センターの庄司選手及び西脇選手が外れたのが、ちょっと予想と違ったけど、まあコアなバレーファンなら誰でも予想できたんとちゃいます
「ガマ」こと柳本監督曰く、「守備を固め、チームの武器である速さを殺さないことを重視した。狩野はスピードと守備面を評価した」らしいが、「守備重視」の選出であることは、メンバーを見れば一目瞭然である。
リベロは佐野選手が不動のスタメンだから、櫻井選手はレシーバー要員だね。しかし誰に代えてコートへ入れるんだろ?
守備力ゼロのセンター陣はリベロと交代だから、後は栗原選手しかいないが、バックの栗原選手と交代させたら、ほぼ唯一の得点源を失うことになるが、どうなんだ
高橋選手はコンビの中で使ってこそ生きてくる「脇役」の選手だし、木村選手も上背のわりにジャンプ力、パワー不足だ。
センターを絡ませようにも日本のつなぎプレーのレベルじゃ、ディグ(スパイクレシーブ)からのコンビってかなり困難だと思うんだけど…。
「守備重視」はいいが、これで点取れんの
「ガマさん」
「専守防衛バレー」じゃどうにもならんのじゃないか?バレーボールには「引き分け」はないよ。
「守備重視」といや、竹下選手のバックアップはやっぱり高校を卒業したばかりの河合選手…ORZ
どうせ監督は竹下選手しか起用する気はないんだろうけどさー。
でもセッターを代えてリズムを変えるという重要な戦術をハナから「放棄」してるんだよ
この監督は
おかしいでしょ、絶対
勝ち負けなんかど~でもよくなった「フジテレビカップ」(W杯)でも、一瞬しか起用されていないんだよ河合選手は。
こんなん見せられちゃ「守備重視」のお題目もニワカに怪しくなってくる。
サイドアウト制だった頃ならいざ知らず、最近のバレーの流れからいくと、「攻撃は最大の防御」「ブロックを中心とした攻撃的守備」の時代だと思う。サーブもミスってもいいからガンガン打っていくし、それからすると全日本チームは「オリンピック出場権死守」を目的とした後ろ向きな選択をしているとしか言いようがない。
「目標が低いから、それすらも達成できなかった」といみじくも柳本監督自身がおっしゃった、彼が引き受ける以前のチーム状況へ逆戻りしている感じ。明らかにアテネオリンピック前のチームからレベルダウンしてますけど
あ~あ…。

発表された全日本女子チーム

「栗原ら代表メンバーが決定 大山は外れる=バレーボール五輪最終予選」(スポーツナビ)
バレーボールの全日本女子代表は28日、北京五輪世界最終予選兼アジア大陸予選の代表メンバー12人を発表した。代表には、エースの栗原恵(パイオニア)、竹下佳江(JT)、高橋みゆき(NEC)ら、アテネ五輪出場メンバーなどが選ばれた。持病の腰痛の状況が懸念されていた大山加奈(東レ)は、代表から外れた。
<全日本女子メンバー>
1.栗原恵(パイオニア)
2.多治見麻子(パイオニア)
3.竹下佳江(JT)※主将
4.大村加奈子(久光製薬)
5.高橋みゆき(NEC)
6.佐野優子(久光製薬)
7.杉山祥子(NEC)
8.櫻井由香(デンソー)
9.狩野美雪(久光製薬)
11.荒木絵里香(東レ)
12.木村沙織(東レ)
14.河合由貴(JT)
[ スポーツナビ 4月28日 17:42 ]
先日「失望と憂鬱の全日本メンバー発表!」にも書いたが、ほぼ予想通りのメンバーですな。
腰痛で全くプレーできていない大山選手が外れたのは当たり前だが、いったいなんの為に候補に入れたのか?スポンサーの顔色でもうかがっているのか?
「エビちゃん」こと櫻井選手が選出され、センターの庄司選手及び西脇選手が外れたのが、ちょっと予想と違ったけど、まあコアなバレーファンなら誰でも予想できたんとちゃいます

「ガマ」こと柳本監督曰く、「守備を固め、チームの武器である速さを殺さないことを重視した。狩野はスピードと守備面を評価した」らしいが、「守備重視」の選出であることは、メンバーを見れば一目瞭然である。
リベロは佐野選手が不動のスタメンだから、櫻井選手はレシーバー要員だね。しかし誰に代えてコートへ入れるんだろ?
守備力ゼロのセンター陣はリベロと交代だから、後は栗原選手しかいないが、バックの栗原選手と交代させたら、ほぼ唯一の得点源を失うことになるが、どうなんだ

高橋選手はコンビの中で使ってこそ生きてくる「脇役」の選手だし、木村選手も上背のわりにジャンプ力、パワー不足だ。
センターを絡ませようにも日本のつなぎプレーのレベルじゃ、ディグ(スパイクレシーブ)からのコンビってかなり困難だと思うんだけど…。
「守備重視」はいいが、これで点取れんの


「専守防衛バレー」じゃどうにもならんのじゃないか?バレーボールには「引き分け」はないよ。
「守備重視」といや、竹下選手のバックアップはやっぱり高校を卒業したばかりの河合選手…ORZ
どうせ監督は竹下選手しか起用する気はないんだろうけどさー。
でもセッターを代えてリズムを変えるという重要な戦術をハナから「放棄」してるんだよ


おかしいでしょ、絶対

勝ち負けなんかど~でもよくなった「フジテレビカップ」(W杯)でも、一瞬しか起用されていないんだよ河合選手は。
こんなん見せられちゃ「守備重視」のお題目もニワカに怪しくなってくる。
サイドアウト制だった頃ならいざ知らず、最近のバレーの流れからいくと、「攻撃は最大の防御」「ブロックを中心とした攻撃的守備」の時代だと思う。サーブもミスってもいいからガンガン打っていくし、それからすると全日本チームは「オリンピック出場権死守」を目的とした後ろ向きな選択をしているとしか言いようがない。
「目標が低いから、それすらも達成できなかった」といみじくも柳本監督自身がおっしゃった、彼が引き受ける以前のチーム状況へ逆戻りしている感じ。明らかにアテネオリンピック前のチームからレベルダウンしてますけど

あ~あ…。

発表された全日本女子チーム
2008年04月15日
「デキ婚」山本が現役復帰!!
こりゃ驚いた
リーグ戦の真っ最中に「妊娠発覚」⇒「チーム離脱」⇒「結婚」⇒「出産」というお騒がせ選手だった「山本愛(旧姓大友)」が現役復帰だと
「元全日本の山本が現役復帰=旧姓大友、来季から久光製薬で-女子バレー」(時事ドットコム)
バレーボール・プレミアリーグ女子の久光製薬は14日、元全日本の主力で2006年に結婚、出産でNECを退社した山本愛(26)=旧姓大友=が同日付で入団し、現役に復帰すると発表した。
山本は仙台育英高から01年にNEC入り。183センチの長身を利した攻撃力を生かして活躍し、全日本に選出されてアテネ五輪にも出場した。
山本は「育児も少し落ち着いてきたことから、再度バレーボールへの熱意がわいてきた。そのタイミングで久光製薬からオファーがあり、決意した。来シーズンにベストな状態で、まず試合に出場し、優勝に貢献できるよう頑張る」とコメントを発表した。
最近現役復帰を発表された白うさぎと同い年の伊達公子選手に対しては、素直に応援したいと思うし、「若手にカツを入れたい」という心意気にも拍手を送りたい。
しかし、このコはね~獲っちゃダメでしょ。
「ママさん選手」と言えば聞こえはいいが、単に「恋愛」に現実逃避した結果チームに大迷惑かけた選手なのに、こんな選手獲得するチームがあるとは信じられないね。
確かに先野選手(32歳)-大村選手(31歳)のセンターラインがベテランの域にさしかかってるとは言え、全く若手がいない訳じゃなし…。若手はクサるよ~。確かに先野-大村ラインは強固な壁だけど、「デキ婚」で2年もブランクがある選手なんか入ってきたら普通チームのムードは悪くなると思うがな~。
白うさぎだったら絶対しないね。まあ真鍋さんには考えがあるんだろうけど…。
しかしここ数年女子バレー界は「ヘンな事」が多すぎる。
NECを引退した大懸(現姓成田)選手が現役復帰したチームがこの久光製薬。それで昨年優勝を置き土産に久光製薬を退団して「引退か?」と思っていたら、NECに復帰。
ところが、そのNECを昨年のリーグ戦終了後に退団し、これも「引退か?」と思っていた仁木選手が久光製薬に電撃入団。
それで今回のニュースだ。
栗原選手や熊前選手の様に、移籍をめぐって揉めに揉めるかと思えば、なんか「出来レース」の様な勇退選手の入団。
昔ならとっくに引退していた選手の選手寿命が延びたことは喜ばしいが、ちっともイキのいい若手選手が出てこない現状に、リーグの衰退と全日本の弱体の原因が透けて見えてくる。

リーグ戦の真っ最中に「妊娠発覚」⇒「チーム離脱」⇒「結婚」⇒「出産」というお騒がせ選手だった「山本愛(旧姓大友)」が現役復帰だと

「元全日本の山本が現役復帰=旧姓大友、来季から久光製薬で-女子バレー」(時事ドットコム)
バレーボール・プレミアリーグ女子の久光製薬は14日、元全日本の主力で2006年に結婚、出産でNECを退社した山本愛(26)=旧姓大友=が同日付で入団し、現役に復帰すると発表した。
山本は仙台育英高から01年にNEC入り。183センチの長身を利した攻撃力を生かして活躍し、全日本に選出されてアテネ五輪にも出場した。
山本は「育児も少し落ち着いてきたことから、再度バレーボールへの熱意がわいてきた。そのタイミングで久光製薬からオファーがあり、決意した。来シーズンにベストな状態で、まず試合に出場し、優勝に貢献できるよう頑張る」とコメントを発表した。
最近現役復帰を発表された白うさぎと同い年の伊達公子選手に対しては、素直に応援したいと思うし、「若手にカツを入れたい」という心意気にも拍手を送りたい。
しかし、このコはね~獲っちゃダメでしょ。
「ママさん選手」と言えば聞こえはいいが、単に「恋愛」に現実逃避した結果チームに大迷惑かけた選手なのに、こんな選手獲得するチームがあるとは信じられないね。
確かに先野選手(32歳)-大村選手(31歳)のセンターラインがベテランの域にさしかかってるとは言え、全く若手がいない訳じゃなし…。若手はクサるよ~。確かに先野-大村ラインは強固な壁だけど、「デキ婚」で2年もブランクがある選手なんか入ってきたら普通チームのムードは悪くなると思うがな~。
白うさぎだったら絶対しないね。まあ真鍋さんには考えがあるんだろうけど…。
しかしここ数年女子バレー界は「ヘンな事」が多すぎる。
NECを引退した大懸(現姓成田)選手が現役復帰したチームがこの久光製薬。それで昨年優勝を置き土産に久光製薬を退団して「引退か?」と思っていたら、NECに復帰。
ところが、そのNECを昨年のリーグ戦終了後に退団し、これも「引退か?」と思っていた仁木選手が久光製薬に電撃入団。
それで今回のニュースだ。
栗原選手や熊前選手の様に、移籍をめぐって揉めに揉めるかと思えば、なんか「出来レース」の様な勇退選手の入団。
昔ならとっくに引退していた選手の選手寿命が延びたことは喜ばしいが、ちっともイキのいい若手選手が出てこない現状に、リーグの衰退と全日本の弱体の原因が透けて見えてくる。
2008年04月15日
失望と憂鬱の全日本メンバー発表!
何かと周辺が騒がしくなっている北京オリンピックの出場を狙うバレーボールの男女チームの候補選手が発表された。
「栗原、大山らが代表候補選手に=北京五輪バレーボール世界最終予選」(スポーツナビ)
日本バレーボール協会は14日、「2008 北京オリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(女子大会:5月17日~25日、男子大会:5月31日~6月8日・東京体育館)に臨む出場候補選手(女子15名、男子19名)を発表した。
女子は栗原恵(パイオニアレッドウイングス)、大山加奈(東レアローズ)らが、男子は、38歳の荻野正二(サントリーサンバーズ)をはじめ、山本隆弘(パナソニックパンサーズ)、越川優(サントリーサンバーズ)らが出場候補選手に入った。
なお、同大会には出場候補選手の中から12名が出場する。
■全日本女子
監督:柳本晶一
1栗原恵(パイオニアレッドウイングス)
2多治見麻子(パイオニアレッドウイングス)
3竹下佳江(JTマーヴェラス)
4大村加奈子(久光製薬スプリングス)
5高橋みゆき(NECレッドロケッツ)
6佐野優子(久光製薬スプリングス)
7杉山祥子(NECレッドロケッツ)
8櫻井由香(デンソーエアリービーズ)
9狩野美雪(久光製薬スプリングス)
10庄司夕起(パイオニアレッドウイングス)
11荒木絵里香(東レアローズ)
12木村沙織(東レアローズ)
13西脇万里子(東レアローズ)
14河合由貴(JTマーヴェラス)
15大山加奈(東レアローズ)
■全日本男子
監督:植田辰哉
1齋藤信治(東レアローズ)
2坂本雄一郎(サントリーサンバーズ)
3北島武(堺ブレイザーズ)
4柴田恭平(東レアローズ)
5宇佐美大輔(パナソニックパンサーズ)
6岩田正之(パナソニックパンサーズ)
7山本隆弘(パナソニックパンサーズ)
8荻野正二(サントリーサンバーズ)
9富松崇彰(東レアローズ)
10谷村孝(パナソニックパンサーズ)
11松本慶彦(NECブルーロケッツ)
12山村宏太(サントリーサンバーズ)
13清水邦広(東海大学4年)
14福澤達哉(中央大学4年)
15津曲勝利(サントリーサンバーズ)
16石島雄介(堺ブレイザーズ)
17越川優(サントリーサンバーズ)
18朝長孝介(堺ブレイザーズ)
19酒井大祐(JTサンダーズ)
[ スポーツナビ 2008年4月14日 17:03 ]
う~ん。
まず最初に言っておくが、
男子には全く期待していませんからっ!!
アジアチャンピオンにもなれない上、国際大会ではゲタを履かせてもらっても負けまくり、国際ランキング自体が「偽装」みたいなもんだから、「オリンピック出場」なんて無理だし。
それに2mサウスポーの山本選手(パナソニック)に頼ってるうちは絶対無理ですって!
ていうか彼を嫌いな人、本~当に多いんだよな~。なぜブロックのど真ん中にスパイク叩きつけるかな~、で、ドシャットくらうと場外ホームランだろ。悪い時のパターンが決まりきってるから、チームのムードも悪くするし…。
しかし個人的には一学年上の荻野さんには頑張って欲しいと思ってる。
そうそう、Vプレミアで2年連続してスパイク賞をとった川浦選手(豊田合成)が選ばれないのは、監督の好み?
リーグ戦で活躍しても意味ないってか?全く不思議だ…。
組み合わせに恵まれ、オリンピック出場がほぼ「当確」の女子についてもツッコミどころ満載!
まずVプレミアの全試合を欠場し、先日「治療専念・代表辞退」を発表した大山選手(東レ)が選ばれるという奇怪さ。
おいおい、ケガ人を出す気かよっ!
試合勘やコンビ合わせを考えれば、どう考えたって間に合う訳がない。
「最終予選からメンバーは3名までチェンジできるから」って、いきなり本番で選ばれたら、落とされる者の立場はど~なんの?
確かにミドルブロッカー(センター)の選手に比べ、ウイングスパイカー(レフト・ライト)の枚数が足らないというのは以前から言われていることだが、どうせ柳本監督は高橋選手(NEC)-木村選手(東レ)-栗原選手(パイオニア)の3選手しか起用するつもりはないんだろうからさ~誰が選ばれてもベンチだわさ。
大体センターラインが守備力ゼロなだけに、守備のできる木村、高橋両選手は外せないんだから、「メグ・カナ」そろい踏みは元々不可能なのだ。
そうすっと「当確」の3名と辞退の大山選手を除けば、「唯一の」ウイングスパイカーである「狩野姉妹」のお姉さん、狩野美雪選手は上背はないが、守備力に定評がある選手。
高橋、木村選手のバックアップ要員だろうが、攻撃力は低い。崩された時にいったいどっから点を取るつもりなのか?まさかミドルブロッカー登録の大村選手を使うつもりなのか?
レセプション(サーブカット)からのコンビが決まらなければボロボロになるのが目に見える。ディグ(スパイクレシーブ)からのつなぎの悪さはずっと改善されないままだし。
枚数余り状態のミドルブロッカー陣では荒木選手(東レ)-杉山選手(NEC)がファーストチョイスだろう。
ウイングスパイカー要員としても使える大村、多治見の両ベテラン選手を残すとすれば、庄司選手(パイオニア)と西脇選手(東レ)のどちらかが最終で落とされる可能性が高い。西脇選手にいきなり結果が残せるか?
それにしても昨年のブロック賞で、今年もデンソー準優勝の立役者である井上香織選手が候補にも入らないのは何故か?選考基準を疑うね。
リベロは「エビちゃん」こと櫻井選手にも頑張って欲しいが、前回最終で落選した佐野選手で「当確」
これは順当ですな。
一番疑問な選出であるセッターは、竹下選手(JT)と河合選手(JT)の二人だけだから、これも「当確」
が、しか~し以前も書いたが、河合選手を選ぶ理由がホンマ
「わからん
」(大滝秀治風に)
まぁどうせ監督は「竹下と心中」するつもりなのだろうから、干されるのがわかってて代表に選手を送り出すチームもないだろうが、今後の事を考えれば、「北京で最後」のセッターと「実力が未知数なら今後の伸びシロも全く未知数」なセッターの二人がオリンピックへ行く事になり、それはそれでどうなんだ
と言いたくなる。今さら遅いが、試しもしないで他チームのセッターは「ホンマにあかんのか」納得のいく説明が欲しいものだ。
それに河合選手の入団先がJTというのもどうなんだ?
竹下選手がいるうちはチームで出場機会はない。しかもこのチーム、竹下選手以外にも「メグ・カナ」世代の河村選手もいるのだ。なんでこんなイビツな選手獲得してるんだ?
バレーボールにもレンタル移籍制度やBチームがチャレンジリーグで戦えるとかの制度があれば、もっと試合経験を積めるのにさ。
とにかく男子は既に「絶望」、女子はオリンピック出場は可能だが、本番では「失望」させられる陣容だ。
植田監督はもうしばらくやらせてもいい様な気がするが、TV局に踊らされて滝に打たれたり、深夜に生電話してたりするのをやめる事が先決だ。
女子については「早く、監督変えてくれ~。」の一言しかない。とりあえずパイオニア監督の吉田監督にやらせてみたらどうか?
※バレーボール界の美人(
)姉妹「狩野(かのう)姉妹」

こちらお姉さんの狩野美雪選手(174㎝・ウイングスパイカー)
現在久光製薬スプリングスのキャプテンで廃部した「茂原アルカス」から移籍した苦労人だ。

こちら妹の狩野舞子選手(184㎝・ウイングスパイカー)
八王子実践中時代に全日本に召集された逸材だ。(多分に話題作り…この子も故障持ち
)
「栗原、大山らが代表候補選手に=北京五輪バレーボール世界最終予選」(スポーツナビ)
日本バレーボール協会は14日、「2008 北京オリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(女子大会:5月17日~25日、男子大会:5月31日~6月8日・東京体育館)に臨む出場候補選手(女子15名、男子19名)を発表した。
女子は栗原恵(パイオニアレッドウイングス)、大山加奈(東レアローズ)らが、男子は、38歳の荻野正二(サントリーサンバーズ)をはじめ、山本隆弘(パナソニックパンサーズ)、越川優(サントリーサンバーズ)らが出場候補選手に入った。
なお、同大会には出場候補選手の中から12名が出場する。
■全日本女子
監督:柳本晶一
1栗原恵(パイオニアレッドウイングス)
2多治見麻子(パイオニアレッドウイングス)
3竹下佳江(JTマーヴェラス)
4大村加奈子(久光製薬スプリングス)
5高橋みゆき(NECレッドロケッツ)
6佐野優子(久光製薬スプリングス)
7杉山祥子(NECレッドロケッツ)
8櫻井由香(デンソーエアリービーズ)
9狩野美雪(久光製薬スプリングス)
10庄司夕起(パイオニアレッドウイングス)
11荒木絵里香(東レアローズ)
12木村沙織(東レアローズ)
13西脇万里子(東レアローズ)
14河合由貴(JTマーヴェラス)
15大山加奈(東レアローズ)
■全日本男子
監督:植田辰哉
1齋藤信治(東レアローズ)
2坂本雄一郎(サントリーサンバーズ)
3北島武(堺ブレイザーズ)
4柴田恭平(東レアローズ)
5宇佐美大輔(パナソニックパンサーズ)
6岩田正之(パナソニックパンサーズ)
7山本隆弘(パナソニックパンサーズ)
8荻野正二(サントリーサンバーズ)
9富松崇彰(東レアローズ)
10谷村孝(パナソニックパンサーズ)
11松本慶彦(NECブルーロケッツ)
12山村宏太(サントリーサンバーズ)
13清水邦広(東海大学4年)
14福澤達哉(中央大学4年)
15津曲勝利(サントリーサンバーズ)
16石島雄介(堺ブレイザーズ)
17越川優(サントリーサンバーズ)
18朝長孝介(堺ブレイザーズ)
19酒井大祐(JTサンダーズ)
[ スポーツナビ 2008年4月14日 17:03 ]
う~ん。
まず最初に言っておくが、
男子には全く期待していませんからっ!!
アジアチャンピオンにもなれない上、国際大会ではゲタを履かせてもらっても負けまくり、国際ランキング自体が「偽装」みたいなもんだから、「オリンピック出場」なんて無理だし。
それに2mサウスポーの山本選手(パナソニック)に頼ってるうちは絶対無理ですって!
ていうか彼を嫌いな人、本~当に多いんだよな~。なぜブロックのど真ん中にスパイク叩きつけるかな~、で、ドシャットくらうと場外ホームランだろ。悪い時のパターンが決まりきってるから、チームのムードも悪くするし…。
しかし個人的には一学年上の荻野さんには頑張って欲しいと思ってる。
そうそう、Vプレミアで2年連続してスパイク賞をとった川浦選手(豊田合成)が選ばれないのは、監督の好み?
リーグ戦で活躍しても意味ないってか?全く不思議だ…。
組み合わせに恵まれ、オリンピック出場がほぼ「当確」の女子についてもツッコミどころ満載!
まずVプレミアの全試合を欠場し、先日「治療専念・代表辞退」を発表した大山選手(東レ)が選ばれるという奇怪さ。
おいおい、ケガ人を出す気かよっ!
試合勘やコンビ合わせを考えれば、どう考えたって間に合う訳がない。
「最終予選からメンバーは3名までチェンジできるから」って、いきなり本番で選ばれたら、落とされる者の立場はど~なんの?
確かにミドルブロッカー(センター)の選手に比べ、ウイングスパイカー(レフト・ライト)の枚数が足らないというのは以前から言われていることだが、どうせ柳本監督は高橋選手(NEC)-木村選手(東レ)-栗原選手(パイオニア)の3選手しか起用するつもりはないんだろうからさ~誰が選ばれてもベンチだわさ。
大体センターラインが守備力ゼロなだけに、守備のできる木村、高橋両選手は外せないんだから、「メグ・カナ」そろい踏みは元々不可能なのだ。
そうすっと「当確」の3名と辞退の大山選手を除けば、「唯一の」ウイングスパイカーである「狩野姉妹」のお姉さん、狩野美雪選手は上背はないが、守備力に定評がある選手。
高橋、木村選手のバックアップ要員だろうが、攻撃力は低い。崩された時にいったいどっから点を取るつもりなのか?まさかミドルブロッカー登録の大村選手を使うつもりなのか?
レセプション(サーブカット)からのコンビが決まらなければボロボロになるのが目に見える。ディグ(スパイクレシーブ)からのつなぎの悪さはずっと改善されないままだし。
枚数余り状態のミドルブロッカー陣では荒木選手(東レ)-杉山選手(NEC)がファーストチョイスだろう。
ウイングスパイカー要員としても使える大村、多治見の両ベテラン選手を残すとすれば、庄司選手(パイオニア)と西脇選手(東レ)のどちらかが最終で落とされる可能性が高い。西脇選手にいきなり結果が残せるか?
それにしても昨年のブロック賞で、今年もデンソー準優勝の立役者である井上香織選手が候補にも入らないのは何故か?選考基準を疑うね。
リベロは「エビちゃん」こと櫻井選手にも頑張って欲しいが、前回最終で落選した佐野選手で「当確」
これは順当ですな。
一番疑問な選出であるセッターは、竹下選手(JT)と河合選手(JT)の二人だけだから、これも「当確」
が、しか~し以前も書いたが、河合選手を選ぶ理由がホンマ
「わからん

まぁどうせ監督は「竹下と心中」するつもりなのだろうから、干されるのがわかってて代表に選手を送り出すチームもないだろうが、今後の事を考えれば、「北京で最後」のセッターと「実力が未知数なら今後の伸びシロも全く未知数」なセッターの二人がオリンピックへ行く事になり、それはそれでどうなんだ

それに河合選手の入団先がJTというのもどうなんだ?
竹下選手がいるうちはチームで出場機会はない。しかもこのチーム、竹下選手以外にも「メグ・カナ」世代の河村選手もいるのだ。なんでこんなイビツな選手獲得してるんだ?
バレーボールにもレンタル移籍制度やBチームがチャレンジリーグで戦えるとかの制度があれば、もっと試合経験を積めるのにさ。
とにかく男子は既に「絶望」、女子はオリンピック出場は可能だが、本番では「失望」させられる陣容だ。
植田監督はもうしばらくやらせてもいい様な気がするが、TV局に踊らされて滝に打たれたり、深夜に生電話してたりするのをやめる事が先決だ。
女子については「早く、監督変えてくれ~。」の一言しかない。とりあえずパイオニア監督の吉田監督にやらせてみたらどうか?
※バレーボール界の美人(


こちらお姉さんの狩野美雪選手(174㎝・ウイングスパイカー)
現在久光製薬スプリングスのキャプテンで廃部した「茂原アルカス」から移籍した苦労人だ。

こちら妹の狩野舞子選手(184㎝・ウイングスパイカー)
八王子実践中時代に全日本に召集された逸材だ。(多分に話題作り…この子も故障持ち

2008年04月09日
残念なこと…
「ボケ!
夢だけ持って、とっとと滋賀へ帰れっ!」
こんな迷言が飛び出して早4年…
すり切れるくらい「これでもかー」、「これでもかー」とフジTV系列のバレー中継で流されたから、見られた方も多いだろう。
アテネオリンピックを目指す全日本女子チームを練習で追い込んでいた時の柳本監督の発言だ。
本人を発奮させようと思っての発言ではあるが、しかし「滋賀へ帰れ」は、滋賀県民ならちょっと聞き捨てならぬ発言ではあった。ちょっと言い過ぎやろ!
罵倒された当の本人である大山加奈選手は、大津市に本拠を置く「東レ・アローズ」の中心選手であり、バレー中継で「メグ・カナコンビ」として華々しく取り上げられ、びわこ放送でもCMが流れていたからみんなよく知っているだろうし、はじけるような笑顔が魅力の選手だった。
そんな大山選手も、アテネオリンピック後はケガもあり、パッとした成績は残せていない。
この度、所属チームはVプレミアリーグで優勝という素晴らしい成績を収めたが、本人はケガで全試合欠場し全く蚊帳の外。これで全日本に選ばれたら本当に「ビックリだよ!」だったが、オリンピックを断念というニュースが入ってきた。本人自身が断念したカタチだが、チームが優勝を決めた日に本人も忸怩たる思いだろう。
こんなことなら無理して単なる「フジテレビバレー祭り」と化してるワールドカップなんか出なきゃよかったのにさあ…。
「女子バレーエース・大山 五輪予選絶望 持病腰痛治らず」(スポーツ報知)
バレーボールの女子日本代表エースアタッカー、大山加奈(23)=東レ=が、持病の腰痛が治らず北京五輪世界最終予選(5月17~25日、東京体育館)への出場が絶望的であることが6日、明らかになった。昨年12月に入院し復帰を目指していたが完治が難しいと判断。14日から再開する都内での代表候補合宿への参加も辞退する。大山の最終予選欠場が正式に決まった場合、日本が北京五輪出場を決めても五輪代表に選ばれる可能性はほぼ消滅する。
04年アテネ五輪で栗原恵(23)=パイオニア=とのアイドルコンビ“メグカナ”で人気の大山が、五輪世界最終予選の出場を断念する考えを初めて示した。「腰の現状を考えると難しいです」チームの東レが初優勝したプレミアリーグ決勝ラウンド最終日のこの日、語った。
高校時代から抱え、アテネ五輪後も苦しむ持病の腰痛が治らず苦渋の決断を下した。05年には治療に専念するためW杯を欠場した経緯もある。また06年は右肩をけがして長期離脱。昨年11月には約1年3か月ぶりにW杯で全日本に復帰したが、腰痛がまたも再発しコートから離れた。大山は昨年12月に滋賀県内の病院に2週間入院していたことも明かした。その時は「脚全体がしびれ、まっすぐ立つことができなくて絶対安静の状態だった」という。医師からは手術を勧められたが、点滴と薬による治療を選択。大山は「最近になって20分間ほど続けて走れるようになったが、ボール練習は基本程度しかできません」と話した。
現役続行に向けて治療に専念し今季リーグ戦は全戦欠場。「ずっとあきらめないでやってきたが、現状を考えると間に合いそうもありません」14日から再開する日本代表候補の強化合宿も辞退する意向を示した大山。8月の五輪本番に間に合ったとしても、前回のアテネで柳本監督は最終予選のメンバーで本戦も戦っており、いきなりの復帰の可能性はほとんどない。アテネに続く北京での「メグカナ」結成は絶望的になった。
こんなことを言ってはなんだが、このまま消えそうな気もするなぁ~。
過去に何人も「シンデレラ・ガール」が現れては消えていったが、もっとしっかり育てることはできなかったのだろうか?
確かにケガは痛いが、無理させずもっと治療に専念させるとか、体質改善を図るとかできなかったのか?
最近はつらそうな顔をしている場面しか見れなかったが、現役にはこだわらなくていいから、早く元気な笑顔を取り戻してもらいたいものだ。
それと柳本監督。
大山選手をツブシたのは、アンタの責任も大きいで~。
キツくあたったのは期待感の裏返しかもしれないが、対応を誤ったとしか思えないな。
自身の著者には「いかに女性をうまく指導していくか」について高説を垂れておられるが、大ハズレ。つまり古いタイプの指導者だったということ。
オリンピック予選は半分出来レースだったから、アテネオリンピック惨敗の責任をとらせてなぜ解任しなかったのか。
結局北京オリンピックまでの4年間で上積みは全くなし。竹下・高橋選手というちびっ子コンビ頼りのチーム構成は変わらず、吉原さんが抜けた分だけ、アテネのチームより総合力は劣る。いっそのこと予選敗退した方が、チームも一から出直せるというものだ。
なんて事を言わざるを得ない自分が悲しい…

パワフルなスパイクがウリだったかつての大山選手の雄姿
夢だけ持って、とっとと滋賀へ帰れっ!」
こんな迷言が飛び出して早4年…
すり切れるくらい「これでもかー」、「これでもかー」とフジTV系列のバレー中継で流されたから、見られた方も多いだろう。
アテネオリンピックを目指す全日本女子チームを練習で追い込んでいた時の柳本監督の発言だ。
本人を発奮させようと思っての発言ではあるが、しかし「滋賀へ帰れ」は、滋賀県民ならちょっと聞き捨てならぬ発言ではあった。ちょっと言い過ぎやろ!
罵倒された当の本人である大山加奈選手は、大津市に本拠を置く「東レ・アローズ」の中心選手であり、バレー中継で「メグ・カナコンビ」として華々しく取り上げられ、びわこ放送でもCMが流れていたからみんなよく知っているだろうし、はじけるような笑顔が魅力の選手だった。
そんな大山選手も、アテネオリンピック後はケガもあり、パッとした成績は残せていない。
この度、所属チームはVプレミアリーグで優勝という素晴らしい成績を収めたが、本人はケガで全試合欠場し全く蚊帳の外。これで全日本に選ばれたら本当に「ビックリだよ!」だったが、オリンピックを断念というニュースが入ってきた。本人自身が断念したカタチだが、チームが優勝を決めた日に本人も忸怩たる思いだろう。
こんなことなら無理して単なる「フジテレビバレー祭り」と化してるワールドカップなんか出なきゃよかったのにさあ…。
「女子バレーエース・大山 五輪予選絶望 持病腰痛治らず」(スポーツ報知)
バレーボールの女子日本代表エースアタッカー、大山加奈(23)=東レ=が、持病の腰痛が治らず北京五輪世界最終予選(5月17~25日、東京体育館)への出場が絶望的であることが6日、明らかになった。昨年12月に入院し復帰を目指していたが完治が難しいと判断。14日から再開する都内での代表候補合宿への参加も辞退する。大山の最終予選欠場が正式に決まった場合、日本が北京五輪出場を決めても五輪代表に選ばれる可能性はほぼ消滅する。
04年アテネ五輪で栗原恵(23)=パイオニア=とのアイドルコンビ“メグカナ”で人気の大山が、五輪世界最終予選の出場を断念する考えを初めて示した。「腰の現状を考えると難しいです」チームの東レが初優勝したプレミアリーグ決勝ラウンド最終日のこの日、語った。
高校時代から抱え、アテネ五輪後も苦しむ持病の腰痛が治らず苦渋の決断を下した。05年には治療に専念するためW杯を欠場した経緯もある。また06年は右肩をけがして長期離脱。昨年11月には約1年3か月ぶりにW杯で全日本に復帰したが、腰痛がまたも再発しコートから離れた。大山は昨年12月に滋賀県内の病院に2週間入院していたことも明かした。その時は「脚全体がしびれ、まっすぐ立つことができなくて絶対安静の状態だった」という。医師からは手術を勧められたが、点滴と薬による治療を選択。大山は「最近になって20分間ほど続けて走れるようになったが、ボール練習は基本程度しかできません」と話した。
現役続行に向けて治療に専念し今季リーグ戦は全戦欠場。「ずっとあきらめないでやってきたが、現状を考えると間に合いそうもありません」14日から再開する日本代表候補の強化合宿も辞退する意向を示した大山。8月の五輪本番に間に合ったとしても、前回のアテネで柳本監督は最終予選のメンバーで本戦も戦っており、いきなりの復帰の可能性はほとんどない。アテネに続く北京での「メグカナ」結成は絶望的になった。
こんなことを言ってはなんだが、このまま消えそうな気もするなぁ~。
過去に何人も「シンデレラ・ガール」が現れては消えていったが、もっとしっかり育てることはできなかったのだろうか?
確かにケガは痛いが、無理させずもっと治療に専念させるとか、体質改善を図るとかできなかったのか?
最近はつらそうな顔をしている場面しか見れなかったが、現役にはこだわらなくていいから、早く元気な笑顔を取り戻してもらいたいものだ。
それと柳本監督。
大山選手をツブシたのは、アンタの責任も大きいで~。
キツくあたったのは期待感の裏返しかもしれないが、対応を誤ったとしか思えないな。
自身の著者には「いかに女性をうまく指導していくか」について高説を垂れておられるが、大ハズレ。つまり古いタイプの指導者だったということ。
オリンピック予選は半分出来レースだったから、アテネオリンピック惨敗の責任をとらせてなぜ解任しなかったのか。
結局北京オリンピックまでの4年間で上積みは全くなし。竹下・高橋選手というちびっ子コンビ頼りのチーム構成は変わらず、吉原さんが抜けた分だけ、アテネのチームより総合力は劣る。いっそのこと予選敗退した方が、チームも一から出直せるというものだ。
なんて事を言わざるを得ない自分が悲しい…


パワフルなスパイクがウリだったかつての大山選手の雄姿