2008年05月31日
「白い妖精」が引退!
TVでもおなじみの「かおる姫」こと菅山かおる選手が
現役引退を発表した。

「菅山かおる選手勇退のお知らせ」(JTマーヴェラスHPより)
「「かおる姫」が引退 JTも退社へ 女子バレー」(iza!)
バレーボール・Vプレミアリーグ女子のJTは30日、全日本でも活躍した菅山かおる(29)が31日付で退部、同社も退社すると発表した。
菅山本人から「自分の新しい可能性を探してみたいので、現役を引退したい」との申し出があったという。
菅山は宮城県出身。古川商高(現・古川学園高)から1997年に小田急入り。99年にJTへ移籍し、主にリベロを務めた。2005年に全日本に選出され、アタッカーとしても活躍。同年と翌年のワールドグランプリ、06年世界選手権などに出場した。ルックスの良さもあって「かおる姫」の愛称で人気を博した。
この選手を初めてナマで見たのは2002年の第5回V1リーグ(現:チャレンジリーグ)
しかし、元々は菅山選手目当てで行ったのではないよ。
当時の女子バレーボールは、シドニーオリンピックの出場はかなわず、世界選手権でも史上最低の成績と、人気も実力も低迷していた。
白うさぎもJVAの強化方針や監督や選手の起用等に不満があって、一時期バレーボールから離れていたのだ。
しかしある日目にした新聞記事で、廃部になった日立でも活躍し、元全日本選手でもあった江藤直美さん(日立→東洋紡→JT:2007年引退)を取り上げた記事があって、彼女がひたむきに頑張っている姿に感動したもんで、残り少ない現役最後の姿を目に焼き付けようと見に出かけたのだった。(考えてみれば、その後5年も現役生活を続けたのに失礼な話だ…しかし、女子バレー選手が36歳まで現役を続けること自体昔じゃ考えられない事だから、Vリーグ通算ブロック決定本数753本で歴代1位の記録保持者である彼女に拍手、拍手
)
当時のJTは成績低迷でVリーグから降格していたのだが、現在も全日本で活躍する竹下選手などを補強し昇格を目指していた。
そのチームで菅山選手は169㎝の小柄な体格ながらウイングスパイカーのポジションで活躍し、レセプションの要でもあった。
当時からコアなバレーボールファンの間では、そのルックスも相まって彼女の人気は高かった。
その当時にファンの間で呼ばれていたのが表題にある
東北美人特有の透き通る様な白い肌が、何とも印象深い選手だった。
チーム事情からリベロとしてプレーしていた時期もあったが、この選手は「守って、打って」光る選手だと思う。
その菅山選手が光り輝いたのは相次ぐウイングスパイカーの故障で出番がまわって来た2005年のワールドグランプリ。
普通「かわいい」「美しい」選手は、男性が見る場合と女性が見る場合とでは違ってくるように思うのだが、この選手は性別関係なく文句なしに「美しい」と呼ばれる選手だった。これは本人がそういう事を殆ど気にしなかったという点も大きいのかもしれない。
当時阪神(現オリックス)の濱中選手との「交際報道」なんてのもあったが、現在の女子バレー人気を支えた功労者の一人だ。
気になるのは「今後の針路」
移籍が活発に行われていない女子バレー界にあって、最近前所属チームを「引退」(「勇退」と発表される)した選手が、別のチームで「現役復帰」する機会が増えている。
女子選手のプレー年数が延びたのはとても喜ばしいことなのだが、スムーズに「現役復帰」ができず、ブランクで思う様にプレーできない事があったり、「移籍」のワリをくって若手が伸び悩んだりというケースがまま見られるのが非常に残念だ。実際のところ移籍のルールをもっと緩和して、「引退」なのか「移籍」なのかはっきりさせて欲しいよ!
菅山選手、お疲れ様でした。
もし現役復帰するならもう一度アタッカーをやって欲しい、そんな気がする。
現役引退を発表した。

「菅山かおる選手勇退のお知らせ」(JTマーヴェラスHPより)
「「かおる姫」が引退 JTも退社へ 女子バレー」(iza!)
バレーボール・Vプレミアリーグ女子のJTは30日、全日本でも活躍した菅山かおる(29)が31日付で退部、同社も退社すると発表した。
菅山本人から「自分の新しい可能性を探してみたいので、現役を引退したい」との申し出があったという。
菅山は宮城県出身。古川商高(現・古川学園高)から1997年に小田急入り。99年にJTへ移籍し、主にリベロを務めた。2005年に全日本に選出され、アタッカーとしても活躍。同年と翌年のワールドグランプリ、06年世界選手権などに出場した。ルックスの良さもあって「かおる姫」の愛称で人気を博した。
この選手を初めてナマで見たのは2002年の第5回V1リーグ(現:チャレンジリーグ)
しかし、元々は菅山選手目当てで行ったのではないよ。
当時の女子バレーボールは、シドニーオリンピックの出場はかなわず、世界選手権でも史上最低の成績と、人気も実力も低迷していた。
白うさぎもJVAの強化方針や監督や選手の起用等に不満があって、一時期バレーボールから離れていたのだ。
しかしある日目にした新聞記事で、廃部になった日立でも活躍し、元全日本選手でもあった江藤直美さん(日立→東洋紡→JT:2007年引退)を取り上げた記事があって、彼女がひたむきに頑張っている姿に感動したもんで、残り少ない現役最後の姿を目に焼き付けようと見に出かけたのだった。(考えてみれば、その後5年も現役生活を続けたのに失礼な話だ…しかし、女子バレー選手が36歳まで現役を続けること自体昔じゃ考えられない事だから、Vリーグ通算ブロック決定本数753本で歴代1位の記録保持者である彼女に拍手、拍手

当時のJTは成績低迷でVリーグから降格していたのだが、現在も全日本で活躍する竹下選手などを補強し昇格を目指していた。
そのチームで菅山選手は169㎝の小柄な体格ながらウイングスパイカーのポジションで活躍し、レセプションの要でもあった。
当時からコアなバレーボールファンの間では、そのルックスも相まって彼女の人気は高かった。
その当時にファンの間で呼ばれていたのが表題にある
「白い妖精」
だった。
東北美人特有の透き通る様な白い肌が、何とも印象深い選手だった。
チーム事情からリベロとしてプレーしていた時期もあったが、この選手は「守って、打って」光る選手だと思う。
その菅山選手が光り輝いたのは相次ぐウイングスパイカーの故障で出番がまわって来た2005年のワールドグランプリ。
普通「かわいい」「美しい」選手は、男性が見る場合と女性が見る場合とでは違ってくるように思うのだが、この選手は性別関係なく文句なしに「美しい」と呼ばれる選手だった。これは本人がそういう事を殆ど気にしなかったという点も大きいのかもしれない。
当時阪神(現オリックス)の濱中選手との「交際報道」なんてのもあったが、現在の女子バレー人気を支えた功労者の一人だ。
気になるのは「今後の針路」
移籍が活発に行われていない女子バレー界にあって、最近前所属チームを「引退」(「勇退」と発表される)した選手が、別のチームで「現役復帰」する機会が増えている。
女子選手のプレー年数が延びたのはとても喜ばしいことなのだが、スムーズに「現役復帰」ができず、ブランクで思う様にプレーできない事があったり、「移籍」のワリをくって若手が伸び悩んだりというケースがまま見られるのが非常に残念だ。実際のところ移籍のルールをもっと緩和して、「引退」なのか「移籍」なのかはっきりさせて欲しいよ!
菅山選手、お疲れ様でした。
もし現役復帰するならもう一度アタッカーをやって欲しい、そんな気がする。
Posted by 白うさぎ at 12:00│Comments(0)
│バレーボール
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