ハンドボール北京五輪アジア予選・女子

白うさぎ

2008年01月30日 00:12

「中東の笛」で物議をかもしたハンドボールの北京五輪アジア予選のやり直し大会が行われた。

白うさぎの嫁さんも大学時代はハンドボールの選手だったこともあって、ちょっと注目していたのだが…。


「日本、プレーに余裕なし 予想以上の完敗」(毎日新聞)

◇ハンドボール北京五輪アジア予選・女子(29日、東京・国立代々木競技場)

 ○韓国34-21日本●(前半18-12、後半16-9)

 昨年12月の女子世界選手権で韓国は6位、日本は19位。実力差はいかんともし難い。しかし、韓国の林英チョル監督は「勝因は精神的な部分」と断言した。翻れば、それが日本の敗因と言える。

 有利なはずの自国開催が、逆に重荷となった。4000人を超える大観衆。本場・欧州リーグで会場の熱気には慣れているはずの早船(スペイン・ゴヤ)までが、雰囲気にのまれてしまう。わずか3得点に終わったエースは「勢いに負けたまま、60分間が過ぎてしまった」と振り返った。

 開始早々、勝敗の行方は見えた感があった。1-1の同点だった前半2分過ぎから6連続失点。早船、田中と軸になるべき2人に送球、捕球のミスが出た。04年アテネ五輪で銀メダルのメンバー7人を擁する韓国に弱みを見せては、万が一にも勝てる道理はない。

 まさかの予選やり直しに、「もうけ物」ぐらいの余裕でプレーできる選手がいなかった。早船は「感じなくていいプレッシャーを感じてしまった」。バウワー監督の「負けるにしても、もっと小差と思っていた」という読みは外れ、「25点の攻防」と西窪総監督が設定していた失点のデッドラインもはるかに超える。予想以上の完敗だった。

 結局、当初と同じく強豪・欧州勢がそろう世界最終予選に回る。この予選を勝ち抜くのは、実力的に極めて困難。この夜限りで通行可能だった北京への「近道」が、幻のように消え去った。【堤浩一郎】

 ○…184センチと両チーム合わせて最も身長が高かった谷口は「応援は力になったけど応えられずに悔しい」と落胆した表情。「雰囲気に負けた」と振り返り、立ち上がりは守っても前に出られずに楽々とゴールを許す場面が目立った。ただ、緊張がほぐれてからは、攻めでもチーム2番目の5得点。世界最終予選に向けて「前向きにやるのみ」と気を取り直した。

 ○…疑惑の判定がもとにやり直しとなっただけに審判の判定にも注目が集まった。IHF派遣のデンマーク人ペアの審判について日本のバウワー監督は「スーパーだった」と評し、韓国の林英チョル監督も「満足している」と話した。両チームとも判定に抗議する場面もなく、整然と裁かれた試合。日本協会の市原則之副会長も「安心して見ていられた。日本はこれからもフェアプレーを推進していきたい」と話した。



残念だったね。地上波でTV放送がなかったのはもっと残念だった。

やはりマイナースポーツの悲しさかねぇ~。大観衆の前で格上相手にアガッてミス連発じゃ勝てないよね~。

しかしハンドボールが再認知されるいいきっかけになったかもね。モノは考えようだ。

白うさぎはオムロンが立石電気といってた頃から全日本選手権なんかはTVで毎年見ていたが、白うさぎの住んでいた地域でハンドボールやってる学校なんてあったかな~。
高校の同級生の中でも「全国大会に出場するチームのレギュラーだった」というヤツがいたけど、「部員数も地区予選の参加チーム数も少ないから出れたんだ」と言っていたくらいだし。
ハンドボールは日本の球技の中でもかなりマイナーな競技だと思っていたのに、女子チームの中の何人かは海外で競技生活を送っている選手もいるようだから、「意外」と言っては失礼だが、すごく頑張っている選手もいることがわかったことは収穫だった。
今後行われる最終予選もかなり厳しい戦いになりそうだけど頑張って欲しいね。




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