平泳ぎは「蛙泳」!

白うさぎ

2008年08月13日 22:04

白うさぎは大学時代、必修の第2外国語は中国語を選択していた。

小学校の頃から「三国志」から始まり「水滸伝」「史記」等々、中国の古典に親しんでたもんだから選択したのだが、これが結構大変だった

先輩からは「朝鮮語は楽だぞ~。教科書もやるぞ。」と言われていたのにも関わらずイキがって選択したのだが、案の定2コマの内1コマ落とされた。同級生は「イスパニア語(スペイン語)」を選択して、同じ様に片方落とされて「朝鮮語」を2コマとも取り直したが、白うさぎはあえていばらの道を選んだのだ!
しかし当たり前だが、後輩と一緒に講義を受ける屈辱…チキショー
なんせ先生の方針が、「マスターするには1年じゃ無理!(だから2年間勉強しなさい)」なんだもん。

だけど発音だけは中国人の知り合いにもホメられた
中国語は四声というのがあって、同じ音でもアクセントの違いによって発声も意味もちがうのだ。


「声調(アクセント)」の図

詳しく説明すると大変なので、以下のリンクを参照されたし…。

「中国語教室講師からみた中国語学習のあれこれ 」

上記リンクにある中から例文として、「母が馬を罵る」(ホントにしている場面を想像すると笑えるが…)はどう発音するか?

並びとしては「媽(母)、罵、馬」で、英語と同じ並び方。
しかし発音を日本語のカタカナで表すと、「マー、マー、マー」でさっぱり意味がわからん。

ところが声調をつけると、「マー(第一声)、マー(第四声)、マー(第三声)」で、それぞれが別々の意味の言葉である事がわかるというワケ。

アクセント抜きに気楽に中国語を眺めると結構オモシロイ。

「お母さん」は「媽媽」で「マーマ」
「お父さん」は「爸爸」で「パーパ」
「パパ」「ママ」は世界共通なのかね…。

「汽車」と聞いたら、「SL」のことではない、「自動車」の事だ。ちなみに「SL」は「火車」と書く。(誰かさんの家計の事ではない)

「愛人」を紹介します、と言われてドッキリしてはイケナイ!テレサ・テンの歌の世界ではないのだ!これは「配偶者」の事だ。(でも台湾では日本語と同じ意味で使うらしい)

「手紙」は読むものではない、ケツの穴で見るもんだ!(下品な表現で申し訳ないm(__)m)つまり「トイレットペーパー」の事。じゃあ日本語で言うところの手紙はというと「信」という。

「飛机」を見てもびっくりするな、「flying saucer(空飛ぶ円盤)」みたいなものではない「飛行機」の事だ。
ちなみに「スチュワーデス」は「空中小姐」こっちはちょっとイカしてる

「新聞」は「ニュース」の事で、「報」が「新聞」で、「電視机」といや「TV」の事。

若くても「先生」は「老師」だ。


☆スポーツ編
「野球」⇒「棒球」
「バドミントン」⇒「羽毛球」
「サッカー」⇒「足球」
「バレーボール」⇒「排球」
「卓球」⇒「兵兵球(表示不可の為当て字を使用。実際の漢字はコチラ)」これで「ピンパンチュウ」と発音する。「ピンポン」は中国語からきていたんだね、フムフム。

なんでバレーボールが「排球なんだ?」(中国語の発音では「パイチュウ」、なんか「おっぱいバレー」みたいだな…)
と、バレー部に来ていた中国人留学生に尋ねたら、「プレーヤーをそれぞれのポジションに排(配置)すること」からきていると教えてくれた。ふ~んなるほど。

産経新聞中国総局記者の福島香織氏のブログ『北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)』に北京オリンピック関連で北島選手の金メダルについて、中国ではどのように報じられているかを取り上げていたのだが、ちょっと面白い…

「平泳ぎ」は「蛙泳」で「バタフライ」は「蝶泳」なんですな~福島記者が言うまでもなく「そのままやんっ!」とツッコミ入れたなりますな~
しかし北島選手が「世界蛙王」って…その字のままに想像したら、あんまりうれしくないかも…


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