「神様!仏様!!上野様!!!」

白うさぎ

2008年08月21日 23:17

ソフトボール日本女子金メダル獲得!!おめでと~\(^o^)/

今大会に出場した女子団体競技
バレーボール「柳本JAPAN」⇒準々決勝敗退
ホッケー「さくらJAPAN」⇒10位
サッカー「なでしこJAPAN」⇒4位

◎世界の壁に跳ね返され、結果こそ前回と同じで終わったものの、トップクラスの強豪国との距離をまざまざと感じさせられた「柳本JAPAN」

◎サイズで劣るのを、猛練習と創意工夫で立ち向かったが、それでもなお世界の厚い壁は破れなかった「さくらJAPAN」

◎「オリンピック出場」そしてメダルへの挑戦が、自らの存在意義を高める事。
自分達の為だけでなく、国内の女子サッカーの未来を一身に背負ってひたむきに戦い続け、メダルまであと一歩というところで惜しくも散った「なでしこJAPAN」


みなそれぞれ悲喜こもごもであるが、熱い戦いを見せてくれた。

そのトリを、今大会でオリンピック種目から外されるソフトボールにおいて、日本女子代表チームが、まさに「有終の美」を飾ってくれた!女子団体種目の金メダルは、モントリオールオリンピックの女子バレーボール以来の快挙だ!!

まったくベタベタなタイトルで申し訳ないが、しかし、野球のオールドファンにはおなじみのこのフレーズを彼女に使ってもバチはあたらないだろう。

上野選手が先発と聞いて、「やはりな…」と思ったのは白うさぎだけではないだろう。
この大一番で、彼女しか頼れるピッチャーもいないし、彼女自身もこの試合で投げられずに銀メダルじゃ悔いも残るだろう。
例え敗戦投手になったって、昨日の熱投を見れば、誰も文句は言わないだろう。いや言わせないものがある。
「このゲームは貴女のものだ」
そしてその試合、見事完投して勝ち投手となった。もうスゴ過ぎです!ネ申です!

その試合、ピンチにも見舞われたが、狩野選手の内野安打で日本が先制する。さらに山田選手がホームランで追加点!オリンピック4連覇を目指すアメリカから2点を奪った。

ホームランで1点差とされるも、迎えた6回表。日本は2アウトから1、2塁と交代したアボット投手からチャンスを作るも凡退。
「ピンチのあとにチャンスあり」の格言通り、アメリカが今度は1アウト満塁のビッグチャンス!日本は大ピンチ!!
「せめて同点でしのぎきってくれ~」(←もうほとんど拝んでます)
すると後続を内野フライ二つに仕留めてしのぎきったではないか!スゴイ!!

「ピンチのあとにチャンスあり」の格言はまだいきていた!7回表、今度は日本に1アウト2、3塁のビッグチャンス!
ここを藤本選手が倒れこみながらも転がし、アボット投手の悪送球を誘い3点目を追加した!
「日本はアメリカの様な強打のチームじゃない。もっと足や小技を使っていかないと」と辛口に日本チームを評していた宇津木元監督。その攻撃が最後の最後で見事な冴えを見せた格好だ!解説席の宇津木元監督の声も弾む!

さああと残るはアウト3つ。
いきなりヒットを打たれるも、3塁方向に飛んだ大飛球をショート西山選手が好捕で1アウト!
続くバッターの目の覚めるような当たりをサード広瀬選手がキャッチ!!抜けていればどうか?という当たりを防いだビッグプレーで2アウト!!
さあ最後のバッターだ!TVの前でラストコール!打った、サードへ飛んだ!広瀬選手がさばいて試合終了!!

やったあ~悲願の金メダルだぁ~!!

本当におめでとう!感動したよ!!ありがとう!!!


この金メダルは今後の為にもかなり大きいと思う。
今や「JUDO」と化してしまった「日本のお家芸・柔道」だが、これも東京オリンピックで正式種目となったものの、日本人がメダルを独占じゃ、やはり世界に対するアピール度には乏しく、ヘーシンクが金メダルを取った事ではじめて世界的な競技への道を開かれた、という見方もある。
ソフトボールも競技人口が少なく、なおかつ金メダルを特定のチームが独占している様な競技では、オリンピックの正式種目から外されても仕方がないように思われてしまう。
しかし今回、日本が勝った事!しかも人々に勇気と感動を与えられるような劇的な試合を続けた事は、競技種目復活へかなりアピールになったのではないだろうか!これは大きいよ!

とにもかくにもありがとう!上野投手!
ありがとう!ソフトボール日本代表チーム!




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