息が詰まって死にそうになった…
今北京オリンピックソフトボール日本vsオーストラリアが終わった。
結果は延長12回、4-3で日本がサヨナラ勝ち!!
いきなりオーストラリアに1点先制されるも、広瀬選手の逆転2ランが飛び出し2-1!
このままいくかと思えたが、最終回に同点ホームランで振り出しに…2-2
タイブレーカーの11回表に勝ち越されるも、執念(?)のポテンヒット(ショートのエラー?)で同点、しかしオーストラリアがファウルフライを落球するという大チャンスをもらいながらもサヨナラ機は逸す。
そして巡ってきた延長12回裏、1死満塁から西山選手のサヨナラヒット!!
これで銀メダル以上が確定した!おめでとー!!
世界最速の球を投げる日本の大エース、上野投手。
あの高校球児のような明日なき熱投には、胸に熱いものがこみ上げてきたよ。
敗れたとはいえ午前中のアメリカ戦、9回完投して147球も投げた投手が、午後の3位決定戦でも延長12回を完投して310球を超える球数(318球!!)を放った訳だが、今時こんな選手見たことないよ。オリンピックの最終局面でのこのピッチングには、「魂の投球」とかいう賛辞が安っぽく感じてしまうぐらいの存在感がある。
多分明日の決勝のアメリカ戦も投げるんだろうな…。(まるで延長18回投げた翌日に9回完投した坂東英二氏の様なタフネスさだ!)
負けてしまったオーストラリアチームだが、おなじみのハーディング投手の心憎いばかりのピッチングには、敵ながら天晴れと言いたい。いいゲームだった。ポテンヒットやファウルフライの落球など、相手も2試合目だし、同様に疲れているんだな~と感じた。予選リーグ戦は1日1試合なのに、準決勝戦がダブルヘッダーってどうなんだろう?(決勝方式のページシステムはよくできたシステムだと思うが…)
明日の決勝だが、TVで宇津木前監督も辛口トークでバッサリ切り捨てていたが、本当に攻撃陣!しっかりして欲しい!!
胸のすくような長打、目の覚める様なクリーンヒットは確かに欲しい、でもここ一番で内野の頭を越すヒットや犠牲フライが打てるかどうかなのではないか、球際の強さというか、宇津木前監督が言う様に振り回さず、上から叩く、転がせばなんとかなる、は確かに言えると思う。このままオーストラリアに負けたら、本当に「好投のエースを見殺し」どころの騒ぎじゃなかったよ。
でもソフトボールって本当に点が入らないスポーツだなあ。
選手の皆さんはしっかり休養して、明日のアメリカ戦ベストを尽くして欲しい。
最後に一言!こんなハラハラドキドキのスポーツが今大会で最後なんて本当にいいのか!
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