全校柔道大会!

白うさぎ

2007年08月04日 15:48

昨日のエントリに対して“ぱんずさん”よりコメントをいただいた。
“ぱんずさん”は元柔道部とのこと。せっかくなので柔道の話題にもふれてみたい。

白うさぎの通ってた高校は、「柔道」と「ラグビー」が必修科目になっている“熱~い(むさ苦しい!?)”全寮制の男子校だった
朝の点呼が終われば、体操→ランニングとにかく体力は鍛えられた!
「柔道」と「ラグビー」は「国技」ならぬ「校技」となっており、それぞれ週1時間ずつ時間がとってあった。そして毎年秋には「全校柔道大会」、冬には「ラグビー・クラスマッチ」が開催されていた。今日は「全校柔道大会」についてふれてみたい。

「全校柔道大会」は、文字通り1年から3年までの全校生徒(柔道部の有段者は除く)及び男性教員、寮の幹事が50㎏以下、55㎏以下、60㎏以下、60㎏以上の4階級と無差別級に分かれてトーナメントで対戦するというある意味とてつもないイベントである。この個人戦の他に各学年のクラスごとに対戦する団体戦もあったからかなり本格的だ。

白うさぎは当時身長180~185㎝、65㎏くらいあったので(現在より30㎏も軽い)、3年間60㎏以上級にエントリーしていた。エントリーは自己申告で、あえて無差別級にエントリーする猛者もいたし、大抵は基本的に自分の体重で決めていたと思うが、中には減量して階級を1ランク下げて好成績を狙うツワモノもいた。みんなブーたれながらも結構マジなのだ。
大会直前に抽選と計量が行われ、万が一申告していた階級よりもオーバーしてしまったら、無情にも無差別級へ回されてしまうこうして大会当日を迎える訳だ。

個人戦で困るのが、先輩との対戦だ。白うさぎが1年の時はいきなり3年と対戦したから、あっさりと負けてあげた。下手に抵抗したり、勝ったりすると後で何されるかわからないもんね。
友人も対戦しながら先輩に「オイ!次足払いしたらこけろや…」と耳元でささやかれたそうだ。当然言う通りにしたことは言うまでもない。それでこけたら「効果!」終わると思ったら終わらない。立って組みなおすと、その先輩がまた「オイ!もっと上手くこけろや…」「すみません…」なぜ謝らなければならないのかわからないが、当校では先輩には絶対服従である。結局2回目の「足払い」が決まり、無事(?)負けることができたそうだ。

さて白うさぎが2年の時と3年の時は1~3回戦を一本勝ちで勝ち上がり3位に入賞することができた。2年の時は準決勝まで先輩と当たらなかったのも運が良かった。
背が高かった白うさぎの得意技は「払い腰」と「けさ固め」で、3年の時は後輩を豪快に投げ飛ばした。見ていた友人が「まさに教科書通り、1、2、3で終わったな!」と言っていたほどだ。

今ではオリンピックで大学の後輩の活躍をハラハラ・ドキドキしながら応援するのであった。


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