「Chekipon」8月号に「はじめての比叡山」と題した巻頭特集が組まれていて、比叡山坂本ケーブルが紹介されていた。
白うさぎとしては日吉大社は行った事があっても比叡山も坂本ケーブルも行った事がなかったので、ちょうどいい機会だしと家族みんなで出かけた。
ケーブルカーと言えば大学時代に近鉄生駒ケーブル(「生駒鋼索線」)には乗った事があったが、この坂本ケーブルは路線が2,025㎞あって日本一の長さだそうだ。
比叡山鉄道比叡山線「ケーブル坂本」駅
昭和2(1927)年の開業当初からの洋風木造二階建の建築物。国の登録有形文化財である。
待合室から見える「福」号。これに乗って山上へ行くのだ。
麓と山上では気温が5℃も違うんだ~。すごいな。
最前列から景色を楽しむチビうさ達。車両を巻き上げるケーブルが見える。
レトロなトンネルが見えてきた。
トンネル内部。
上から「縁」号が下りて来た。トンネルは二つあり、一つ目のトンネルを抜けたところで上下線のすれ違いが行われる。
「縁」号は「福」号と赤緑の色が反対になっている。
終点「ケーブル延暦寺」駅へ到着だ。
斜めになった駅名板もケーブルならでは。
「ケーブル延暦寺」駅。
こちらも開業当時からある洋風鉄筋二階建の建築物である。
二階には元貴賓室だった広間があり、外へ出ると展望台となっていて琵琶湖・大津が一望できる。
レトロな駅名看板。「驛」の文字に時代を感じる!
駅展望台より~いい眺めだな~。それにしても涼しい~
駅の待合室に置かれたケーブルカーの仕組みを説明する為の模型。チビうさ1号は夢中で動かしていた
駅の待合室には他にもカブトムシのケースが置かれ手で直接触れて遊べたり、ボールをコロコロ転がす遊具があったり子供連れにはぴったりだった。
ホームに停車中の「縁」号
「縁」「福」の由緒が書かれた額。
改札口にて~「早く乗りたいナ~」
復路の「福」号の車内より~「琵琶湖が見えた!」
途中にある「もたて山」駅(比叡山中腹の裳立山にあり、紀貫之の墳墓がある)
「ほうらい丘」駅とこの駅は前もって伝えておくと停車してくれるが普段は通過する様になっている。
上から下りて行くトンネルは吸い込まれる感じだ。
到着後ケーブルカーの前で記念撮影ができるようになっている。写真では写っていないが、日付入りの看板がある。家族で記念撮影しようとしていたら駅長さんが記念写真を撮ってくれた
記念に3枚セットの絵葉書を買った
「初代車両」
「二台目車両」
「現在の三代目車両」
比叡山の山上は涼しいし、避暑にもってこいだ。家族で出かけるにはいいスポットだと思う。
ただ、同じ滋賀県でも白うさぎの住む湖北地域とは正反対の場所にあり一日がかりのドライブは渋滞もあり疲れた~。
それでも往路は西回り、復路は東回りで琵琶湖一周も達成!有意義な一日となった
ケーブルカーの乗車券
比叡山鉄道「比叡山坂本ケーブル」HP