「新潟帰省ふたたび…」の巻 〈其之一・パンタ下〉

白うさぎ

2009年05月25日 12:00

父親が手術の為に入院する事となり、長男である白うさぎは先週の木曜日に実家へ帰省した。
幸い手術も成功、土曜日に予定通り退院する事ができる運びとなり、実家へ一緒に帰り、その晩滋賀へ向って新潟を発った。
往路も復路も当然、夜行の急行「きたぐに」号を利用した。

今回は前回の反省を踏まえ、通常勤務日の晩に出発する往路はB寝台、早朝の到着となる復路は自由席を利用する事にした。
またB寝台は同じ料金でも上段がなく、快適に行けるというウワサの通称「パンタ下中段」を利用する事とした。


これが通称「パンタ下中段」の切符だ。
8号車(B寝台車・モハネ582-87、102、101)の内、上段がない「特等席」は1番中、2番中、11番中、12番中、13番中、14番中の6つである。空いていれば指定して購入する事ができる。


往路は京都総合運転所(京キト)所属の583系B5編成

実はこの日大阪へ出張する事になっていたのだが、例のインフルエンザ騒動もあり滋賀を離れられなくなり出張を見送った為、21:04に「河毛」を出発して大阪へ向かった。(当然マスク着用だ)






これが今回のお宿「8号車13番中段」
天井が高ーい!
なんと長身(188㎝)の白うさぎが、あぐらを組んで座っても頭がつかえないのだ。
ちなみに中段より料金の高い下段でも同じ様に座る事はできなかったから何とおトクな事か!(ちなみに上段は中段と同じ値段)


読書灯と小窓


寝台にはハンガーと浴衣がつく。
いつもはとても着替えてなんかいられないから、今まで浴衣なんか着た事がなかったが、今回は寝台内で悠々と着替える事ができた。(でもサイズは小さかったが…)


ハンガーに上着を掛けてみた。


白うさぎの寝台部を外から撮影。上段がない為に小窓は1つしかない。


この写真を見ればわかるように、上部にパンタグラフがある為、少し天井が低くなっている。
構造的に上段を設けられない事がお得な寝台チケットを生んだと言える。

もう一つウレシイ事が…。


この8号車、一応「喫煙車」となっているのだが、寝台での喫煙は禁止、という事で喫煙はデッキのみ。
喫煙習慣のない白うさぎにとってはなんともありがたい事なのだ。

自由席の喫煙車なんか真っ白だもんね。とても空気が悪い。

だからチケットを取る際に、「お煙草吸いますか?」と聞かれて「吸いません」と答えていたから8号車には乗った事がなかったのだ。今まで縁がなかった訳だよ~。


赤い灯、青い灯がみるみる遠ざかって行く…大阪の街よ、さよ~なら~


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