秋の行楽シーズンである。
秋晴れの週末白うさぎ家もちょっとお出かけ。
いつか行こうと思っていた嵯峨野トロッコ列車を目指し出発!
この路線は元々山陰本線であったものが、電化・複線化への切り替えとともに観光用鉄道として生まれ変わったものだ。
保津峡に沿って走る風光明媚な列車だ。
最寄駅の「河毛」から「京都」まで行き、「京都」駅で山陰本線に乗り換える。
白うさぎ一家の乗車する普通「亀岡」行きは、113系電車(体質改善色、別名「カフェオレ」と呼ばれるカラーだそうだ)
チビうさ2号が「運転手さんのいる車両がいい」というので、先頭車両へ向かって歩いて行くと…おやおや…「みかん電車!」
オレンジとグリーンが基調の湘南色にホワイトのラインが入ったカラーは「嵯峨野ワンマン色」というらしい。113系はカラーバリエーションが豊富だ。
隣に183系特急「はしだて」が停車した。
「トロッコ嵯峨」駅へトロッコ列車がやって来た!
DE10型ディーゼル機関車
嵯峨野観光鉄道は、旧山陰本線を利用した鉄道で、
「トロッコ嵯峨」-「トロッコ嵐山」-「トロッコ保津峡」-「トロッコ亀岡」の順に停車する。
単線の為、行きはDE10が後ろから押し、帰りは引っ張るという形態だ。
いよいよ出発(車窓から見える山陰本線のJR車両に見入るチビうさ1号)
「トロッコ保津峡」では信楽焼のタヌキがお出迎え。
白うさぎ一家は2号車の14番というボックスに腰掛けたが、始めは山ばかりで、途中保津川に架かる鉄橋で、左右の景色が変わり保津川を見下ろしながら進んだ。
眼下に修学旅行生を乗せた保津川下りの船が行く。お互いに手を振りあったり楽しい
「保津川」
ここはまだ水深が深いが、船が一艘通れる幅くらいしかなく水深が浅い個所もあるので、結構スリルありそうな感じがしたがどうなのだろう?
乗っていると突然謎の侵入者が
ドラえもんのお面をかぶった鬼。子供連れに配慮しているのだろうか…チビ達の頭をなでていったが、明らかにチビうさ2号はビビっていた。チビうさ2号は鬼が大嫌いなのである
ガタゴトガタ…とよく揺れる上に木製シートな為、決して乗り心地はいいといえないが、「ディズニーランドみた~い」という声が飛び出すほど非日常感たっぷりの列車。
景色のいい箇所で一時停車したり、車掌さんのナマ歌(往路は「千の風になって」、復路は台湾からのお客さんが乗っているとかで「北国の春」台湾語バージョンである)が聞けたりとても楽しむことができた。
『嵯峨野観光鉄道』HP