最近「都市伝説」がちょっとしたブームになってるのかな?
白うさぎはあんまりTVを見ないので、どうなのかわからないけど、書店にはコーナーが設けられていたので…。
でも話題になる前から、この手の話題は結構得意だ。
例えばこの手の話…
「姉ちゃんの友達が、大手ハンバーガーショップの○○で働いてるんだけど、ある日配送されてきた食材を見てビックリ!ハンバーガーのパティがミミズの肉で作られてたんだって…。それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
この話の派生種として、「ミミズの肉」が「ねずみの肉」だったり「犬・猫の肉」だったりする場合もある。
また、
「姉ちゃんの友達が、産婦人科医院から出てきた歌手の○○を目撃したらしい…それでその友達『口止め料』もらったんだって…。」
なんてのもある。
「学校の怪談」なんかも「都市伝説」の範疇に入りそうだ。
白うさぎが小学校の頃世間を騒がしたのは、「口裂け女」の話だった。
小学校の通学路なんかにマスクをした美女が立っていて、通る児童に「私キレイ」と尋ねる。ここで「ブス」と答えると殺される。反対に「キレイ」と答えると、マスクを外したら耳元まで口が裂けていて「これでもか~」と言われ殺されるというものだ。
ある地域では集団下校になったり、パトカーが出動する騒ぎになったところもあるらしい。
ある研究によると、この噂の発生源は岐阜県で、名神高速に沿って滋賀県から京阪神へ伝播し、大阪のラジオ局(だったかな?)が深夜放送で流したのが全国に伝わったとされている。
白うさぎと同年代(30代後半)の方、もしこのブログを読んでたら、どんな風にみんなで話してたか教えて欲しい。
ちなみに白うさぎの地域では、
・100mを3秒で走るから自転車で逃げても必ず捕まる
・「私きれい」と聞かれても、「ふつう」と答えたら殺されない
・「口裂け女」は3姉妹の末っ子で、姉二人も口裂け女だった。三女は元々は普通の口だったが、妬んだ姉に鋏で切られた
・殺す時に使う凶器は「出刃包丁」だ(白うさぎはこの時初めて「出刃包丁」を知った)
と言われていた。
この他に小学校時代に流行ったのが「怪人赤マント」
トイレ(男子トイレ)の真ん中の便器で用を足していると、どこからともなく「赤マントしますか?」と声がする。うっかり「はい」と返事をすると、どこからともなくナイフが出てきて刺されて死ぬ、というもの。この話の後日談として、学校で大騒ぎになって、ついに警察が捜査に乗り出し、ある女性警察官が現地へ行くと、やっぱり「赤マントしますか?」と声がした。ここで「はい」と答えたらやっぱり殺されてしまったということだ。
この話が噂になった時、男子連中みんな震え上がった
白うさぎなど成人してからもしばらくは、トイレの真ん中は避け続けたぐらいだ。学校のトイレに行くことができず、もらしてしまう子もいたぐらい当時は大変なことだった。
これもある研究によると、「怪人赤マント」の話は、何年か置きに周期的に流行った時期があり、「赤マント」が「赤い紙、青い紙」だったり、「赤いちゃんちゃんこ」だったりと派生種が確認されている。ちなみに「謎の声」の問いかけに、「赤い~」を選択すると「血まみれになって殺される」、「青い~」を選択すると、「血を抜き取られて真っ青になって殺される」らしい。
元々は戦前に軍部が、「デマや流言」がどのくらいの速度で伝わっていくかを調べるのに広めた噂らしい。(もっとも原型はどこかにあったのかも知れないが)
青森駅で二人の紳士が「赤いマントの怪人が…」とひそひそ話していた噂が、翌日には東京で広まっていた。結局、夜行列車に乗って一晩のうちに「青森-東京間」を進んだという結論だ。
滋賀県に関わりのある都市伝説も一つ紹介したい。
ウチの職場の上司はよく、「オレの2コ下の後輩に歌手の野口五郎がいるんや」と自慢する。野口五郎は岐阜県出身なのだが、なぜか「野口五郎は、近江高校を受験して落ちたんやで~」という噂がある。誰か聞いたことはないだろうか?
白うさぎが彦根に住んでる時に、職場の先輩から聞かされた話なのだが…。
「噂話」なんて全く罪作りだ。
しかし、みんなをひきつける「何か」があることは否めない…。