「ハッスル!トレーニング」

白うさぎ

2007年08月29日 20:41

白うさぎのデイサービスセンターのウリのひとつがこれ、筋トレマシン





これは『レッグエクステンション/レッグフレクション』~膝の曲げ伸ばしを行うことで、太ももの筋肉を鍛えるマシンだ。






これは『ローイング/チェストプレス』~上腕の曲げ伸ばしを行い、腕、胸、背中の筋肉を鍛えるマシンだ。


「寝たきり老人」という言葉がある。
本人は好きで「寝たきり」になった訳じゃないのだから、本当は失礼な話なのだが、いわゆる「寝たきり」になる原因としては、脳卒中などの病気があげられるが、転倒事故による外傷・骨折等も無視できない要因だ。

なぜ転倒するかというと、高齢になると、「安定した歩行」が困難になってくるからだ。
「安定した歩行」とは、しっかり足を挙げて、広い歩幅で、腕を振って歩くことだ。それには筋力とバランス能力の両方が重要だ。

老化が進むと、この筋力とバランス能力が低下し、「すり足」歩行になり、歩幅も狭くなり、安定性が低下する。当然歩行速度は低下する。歩行速度が低下したら、青信号の間に横断歩道を渡りきれなくなってしまう。また、背中が曲がり姿勢が悪くなる。
だからちょっとした段差でけつまずき、近くを自転車が通っただけでよろけたりする。視野も狭くなるから危険への対処も遅れる。
一度転倒すると、例え大怪我をしなくても、転倒に対する恐怖感から、外出を控えたりして閉じこもりがちになったり、活動範囲が狭まったりすることがある。こうなると悪循環だ。

「お年寄りに筋トレ」と思う向きもあろうが、これらのマシンは、そういった問題を少しでも改善に繋げるためのものだ。機械を使う方が取っ付きやすく、効果が測りやすいというメリットもある。何より「元気になる」ということは「可能性が広がる」ことなのだ

ちなみに白うさぎのデイサービスセンターは介護保険の利用者だけでなく、一般の高齢者に対しても、「運動による健康づくり」のための活動をしていく予定だ。



運動で汗をかいたら、やっぱりですネ


関連記事