シビれたねぇ~アジア野球選手権

白うさぎ

2007年12月03日 23:24

『<星野ジャパン>北京五輪出場決定 台湾に圧勝』(毎日新聞)

 星野ジャパンが「つなぐ野球」で北京五輪への切符をつかんだ。3日、当地の洲際野球場で行われたアジア野球選手権決勝リーグ最終日で、日本代表は台湾に10-2で逆転勝ちし3連勝。2大会連続の優勝で、五輪出場権を獲得した。

 日本は一回に新井(広島)の適時打で先制。六回に一度は台湾に逆転されたものの、七回にサブロー(ロッテ)のスクイズで同点、西岡(ロッテ)の適時打で逆転と、打者一巡の猛攻で一挙6点。先発・ダルビッシュ(日本ハム)が7回を2点に抑え、最後は藤川(阪神)、上原(巨人)の継投で締めくくった。

 第1試合では韓国がフィリピンに13-1で七回コールド勝ち。この結果、2位・韓国、3位・台湾、4位・フィリピンとなった。韓国と台湾は来年3月に台湾で行われる世界最終予選にまわる。

 ○日本10-2台湾●

 日本が終盤の集中攻撃で逆転勝ち。一回、新井の適時打で先制。六回に台湾・陳金鋒の2ランで逆転されたが、七回、無死満塁にサブローのスクイズで同点。なお1死二、三塁から西岡の右前適時打で勝ち越し、この回打者12人の攻撃で6点奪った。九回も新井の2ランなどで加点。ダルビッシュは7回3安打2失点の力投。八回から藤川、上原とつなぎリードを守り、五輪切符をかちとった。

 ▽日本・星野監督 これでゆっくりシーズンオフが過ごせるかな。一発に頼らず、つなぎ、つなぎで、選手たちが日本野球の底力を見せてくれた。これからが大変だと思うけど、金メダルを目指して頑張る。


昨日宿敵韓国を4-3で退けた、野球日本代表。
互いに国のプライドをかけて戦う真剣勝負。ギリギリの精神状態の中で発揮される力。まさにシビれる展開の連続だ。
悲しいかなジャリタレが前座を務めるバラエティーショーと化したバレーボールにはこのような緊張感は全く感じられない。

昨日も手に汗握りながら試合を観戦したが、今日はチビうさ達のめんどうを見なければならなかったので、ご飯を食べさせ、寝かしつけてからスイッチ・オン

すると7回表、スコアは「日1-2台」
なぬー負けているではないかっ

しかし無死満塁の大チャンスでもあった。「無死満塁は意外と点に結びつかない」という野球のジンクスが頭をよぎるが、祈るように見つめるその先で、9番大村(ロッテ)が見事にスクイズを決めた見事同点
この場面でスクイズか~。全く予想だにしてなかったよ。スゲエー。
決めた大村もたいしたもんだ。しかも「もしかするとスクイズもあるかも…」と心の準備が整っていたというからさらに驚き。チームとして意思統一が図れている証拠だね。

これで最終的には10-2で快勝。
「闘将・星野」でならした星野監督も、インタビューの時には感極まってうっすら涙が
それほど代表監督の重圧は大きかったんだな~。
今日はオリンピックの出場権が取れただけ、これから金メダル奪取に向けたイバラの道が続くのだろうが、今日ばかりは勝利にひたっていて下さい。


さて、テレ朝は『北京五輪アジア最終予選』というテロップを流して、「絶対負けられない戦い」とあおり続けているが、
『北京オリンピック 野球競技予選概要』によれば、万が一負けても最終予選があるではないか。「アジア地区予選」が最適な名称で、「アジア地区最終予選」という名称はやたらと混乱させるだけではないか。

それと『星野監督公認サポートキャプテン』ってなんだ
真剣勝負に水をさすなよ。うっとうしいんだよ。

本日は休肝日につき祝杯を挙げられないのが残念だが、監督、コーチ、選手の皆さんお疲れ様でした。


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