たぬきのお金
体育会というのは独特の雰囲気があるもので…
どうして生まれたのが早いか遅いかでこんなに差が出るの?と思うくらい先輩と後輩の間にあるギャップは大きい。
白うさぎが高校時代もひどかった…3年生は天皇(王様或いは神様)、2年生は人間、1年生は奴隷というくらい差があった。
入学して2年生から「1年生の心得」を指導されノートに書き取った。
「挨拶はデカイ声で、体を90度に曲げて行う」、「1日3回以上“コーヒーいかがですか?”と聞く」、「先輩の前では“足を崩していいぞ”と言われるまでは基本的に正座」、「食事は先輩より早く食べること(ただし、先輩がお代わりする時には、すぐ行くこと)」等などたくさんの項目があって、守らないヤツがいたりすると、1年生は全員呼び出し、電気を暗くした部屋にみんな集められて、正座、黙想の上一時間くらい説教された。
2年になってそれから開放されると思ってたら、「1年生の指導がなってない」とまたもや呼び出され説教…。世の中理不尽なことも数多いが、こういう経験をつんだおかげ(?)で大概のことは我慢できるようになった。
大学時代はこれに比べると平和だった。
後輩に「オイ!お前達は幸せやぞ!N体育大学なんかは、10円持たされて先輩達の弁当買いに行かされるらしいぞ!しかも(足りない分自腹切って)買って帰って来たら、“おつりは!”と言われるらしいで。」と言った。すると一人の後輩が、「先輩、甘い甘い。ウチの高校、葉っぱ持たされて買いに行かされましたよ。」だと。
「はぁ~それ、たぬきのお金やん!!」
上には上があるものである。当事者は大変だったろうが、あの時はつい笑ってしまった。今はこんなことあったら大変だが、みんなこうやって大人になったのだ。
学生時代の思い出などひとつ…
8月といえば夏合宿を思い出すなあ~。
白うさぎのいたチームは関西でも1、2を争う強豪校だった。大学在学中のチームの成績は、
全日本インカレ~ベスト8-2回、ベスト16-2回
西日本インカレ~優勝-2回、3位-1回、ベスト8-1回
関西学生リーグ(春・秋)~優勝-2回、準優勝-5回、5位-1回
だった。(スミマセン…白うさぎは出てません、裏方でした
)
だけど、鬼のように練習するチームじゃなかった。(これホント!)
2回生の時の西日本インカレは前年度優勝校ということで予選グループ戦は免除で、調整練習をした後はボーリング場で汗を流していたそうだ
なのに全試合ストレート勝ちを収めたもんだから、白うさぎもびっくりした
決勝で戦ったのは広島の東亜大学というチームで、二年連続の対戦だった。
前年はラリーポイントの最終セット、スコアは16-16でこちらがサーブ権。サーブミスでも試合終了!
という絶対不利の条件で、何と当時のキャプテンが打ったのが天井サーブ!!応援している側もみんな度肝を抜かれた。びっくりしたのは相手も同じだったみたいで、あわてて最後はネットタッチ!ハラハラドキドキでようやく勝った相手だったけど、この年は苦もなくストレート勝ち!正直こんなんでいいのかな?と思ったが、それくらい強かった。
そんなチームだからこそ、大学でバレーボール部に入った白うさぎも続いたのかもしれない。(当然レギュラーにはなれなかったが…)しかし1回生の時の実業団での合宿はホント、キツかった!体中の水分がなくなるかと思うくらい汗をかいたし、筋肉痛で階段を上るのがやっとだったもん。
あの頃はホント体力があったし充実してた。太ももも女の人のウエストくらいあったから。(今は見る影なし
)これでデイサービスセンターでは高齢者相手に運動の指導をしようというのだから…(ちょっと心配かな
)
がんばらねば!と自宅から自転車通勤などしてみる白うさぎであった。

